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テーブルゲームのある風景「クイックショット」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「クイックショット」です。

 背景設定のあるタイプではなく、トランプゲーム的ないわゆるカードゲームです。

 1~8までの数字と特殊効果が描いてあるカードをよくまぜて山札にして、そこから参加するプレイヤーに5枚づつ配ります。

 余ったカードから4枚だけを残して他のカードはしまってしまいその回のゲームでは使用しません。

 そしてスタートプレイヤーは残してあった4枚のカードの上から1枚引いて手札に加えて、手札から1枚のカードを表にしてだし、残った全プレイヤーは手札から1枚のカードを「伏せて」自分の前に出します。

 伏せて出すのでだれからカードをだすかは気にしなくて大丈夫です。

 スタートプレイヤー以外が全員1枚づつカードを伏せて自分の前にだしたなら一斉に表にします。

 この時、数字がかぶったカードは(スタートプレイヤーも含めて)すべて再び伏せた状態にします。

 表になっているのはすべて違う数字のはずなので、その数字の小さい順に各カードの効果を順番に適用してゆき、残っていて表になっているカードの効果をすべて適用した上、表になっているカードの中で一番大きな数字をだしているプレイヤーが次のスタートプレイヤーとなります。

 カードの効果には特定の数字を表にしているプレイヤーが脱落したり、カードを伏せさせられたプレイヤーは脱落したり、一番小さなカードを出しているプレイヤーが次のスタートプレイヤーになったりと様々なものがあります。

 脱落したプレイヤーはゲームから抜けて残ったプレイヤーだけでプレイされて、次のスタートプレイヤーから再び残っていた3枚のカードの1番上からカードを手札にいれてという形でゲームが続きます。

 場に残した4枚のカードはいわばラウンドマーカーの役をしていて、4ラウンド目がこのゲームにおける本番です。

 それまでに1人を残して全員脱落していたのであればそこで勝負が決まりますし、二人以上が4ラウンド目に残っていた場合、通常通り処理してゆき、最後にいままで次のラウンドのスタートプレイヤーになっていた部分がこのゲームの勝者を決めるプレイとなります。

 つまりこのゲームでは4ラウンド目まで脱落せづに残りつづけて、その最終ラウンドで勝利する事が目的のゲームといえるわけです。

 一応二人から出来るとあるのですが、このゲームにおいての最低人数は5人で、それより少ない人数でプレイする場合には適当に山札にしたNPCデッキから機械的にカードがめくられるだけの駆け引きも何もない状態でプレイしなくてはならない為、面白さはかなり下がってしまうと思います。

 ですので、基本的には「クイックショット」は5人からのゲームとなると思います。


 ただ、YouTubeチャンネルで配信しております「魔王の森通信」で紹介したところ、1人で二人分を担当して楽しんだり、無理に5人にしないで4人でプレイしたりといった遊び方を教えて下さるリスナーの方がいらしてなるほど!と思いました。

 アイディアしだいでいくらでも楽しさが広がるとても良い例だと思います。

 まぁ、運要素も非常に高いので、NPCデッキから適当にめくられたカードあったからといって気にする必要はないと言われれば納得してしまうくらいパーティゲームよりのカードゲームですので、かるく時間があいてしまって何か手軽にやりたい時などにプレイすると盛り上がれると思います。

 ちょっとシンプルすぎるくらいなのであまり何度も連続して遊ぶものではないのでしょうか、手軽に遊ぶカードゲームとしてボードゲームをプレイした事がないかたでも簡単に遊ぶ事が出来るので、是非気軽に楽しんでほしいゲームです。


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もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。

お一人でもグループでも、是非お気軽にボードゲームを楽しんでいってください!

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