今日のテーブルゲームのある風景は「ルソンレイルズ」です。

　ルソン島に線路を敷設する５つの会社への投資家となって、株式を購入しつつ会社を大きくしてゆき、その配当をもらう事で資金をふやして、ゲーム終了時にはもっとも多額の自己資金をもっていたプレイヤーが勝利するスタイルです。

　鉄道の敷設とその企業への投資というと、いわゆる18XXシリーズを思い浮かべるボードゲームに詳しい方もいると思うのですが、この「ルソンレイルズ」そうしたスタイルのゲームの初心者向けと言ってよいと思います。

　というか、そうしたスタイルのボードゲームの基礎の基礎、これ以上ルールを少なく出来ないくらいシェイプした入門ゲームと言ってもよいかもしれません。

　こうしたゲームで最初にとまどうのは、自分の資金と会社の資金がまったく別物であるという点で(そんなの当然という熟練のプレイヤーはこの記事を必要としないように思います（笑）)、この「ルソンレイルズ」では会社の株式を購入して資金を会社にいれて、その会社の資金を消費してマップ上に線路を敷設、それによってその会社の株価が上昇して、決算の時にその会社の株式をもっているプレイヤーの手元に銀行から資金が入るという、まさにこの手のゲームの骨格のみでシステムが出来ているうえに自分の手番で行うアクションは場に公開されている「株式の購入」「線路の敷設」「企業の資金投入」「企業の株価上昇」という４種類の効果が記載されているアクションカード(一応手札も少しあります)を選択する形で実行されるのです。

　しかもこのアクションカードは補充されず、すべての公開されているアクションカードがプレイされたならラウンドが終了して決算するというシステムで、まさに手取り足取り初心者の方がルールを把握しやすいように作られています。

　本当にプレイしやすい形になっていますし、プレイ時間も１時間かからないくらいです。

　こうした鉄道敷設ゲームはどうしてもハードルが高いので、こうしたゲームは貴重だと思います。

　是非プレイしてみて下さい。

「魔王の森＆テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街で「お洒落しないで普段着で気軽に利用出来るボードゲームサロン」をテーマに、子供から大人まで誰もがボードゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。

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もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。

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※ボードゲームについてはあくまでプレイ空間として営業しておりますのでボードゲームの販売はしておりません、販売についてはミニチュアゲームのみとなっておりますので、どうぞご了承下さい。