今日のテーブルゲームのある風景は「ゴースト・オブ・クリスマス」です。
各プレイヤーは自分の手番になったら手札からカードを1枚プレイして、全員がプレイしたならば特定のルールにのっとってそのプレイで誰が勝利したかを判定して、再びカードをプレイするといういわゆる「トリックテイキング」と呼ばれるカードゲームのスタイルのゲームです。
「ゴースト」とタイトルについてますが、幽霊というよりも多分、精霊的なものがイメージされていて「クリスマスの精霊」といった訳し方が良いように思います。
この精霊なのですが「現在」「過去」「未来」の3つを担当していて、プレイヤーはそのいずかの場所にカードをプレイしてゆき、各場所に1枚づつプレイする、つまり全プレイヤーが3枚プレイしたならば一度勝敗をきめて次のラウンドというよにすすんでゆきます。
まずプレイヤーには12枚のカードが配られます。
カードは1~15の数字で4色にわかれていて、各1枚づつの構成です(トランプをイメージして頂いて、キング(13)までではなく、15まであると思うとイメージしやすいと思います)。
そして、「過去」「現在」「未来」と書かれたタイルを各プレイヤーは1枚づつうけとり、その3枚を先ほど順番で自分の前に並べます。
つまり参加プレイヤーは12枚の手札と3枚のタイルを自分の前にそれぞれ配置してスタートするわけです。
各プレイヤーは手札をよく確認したなら、このラウンドで何回自分が勝利出来るかを扉マーカーを受け取る事で宣言します。
手札をすべて使用するのでプレイ自体は12回行われますので、全勝したら12勝、一度も勝てないと思うのでしたら0勝という形ですので、プレイ人数を考慮しつつ宣言すると良いでしょう。
つまり、もしも3人でプレイしているなら、全員が平均的に勝利するなら12÷3人=4回という事になるのでなんとなくの指針になるのではないでしょうか。
さて、全プレイヤーが自分の勝利予測を宣言したならゲームが開始されます。
スタートプレイヤーから初めて、手札を1枚自分の前の「過去」「現在」「未来」のタイルのいずれかの場所に配置します。
こうしたならルールが決定されて、以後その時代の場所にカードをプレイする場合には最初に配置したプレイヤーと同じ色のカードしかプレイ出来ないとなるのです。
つまり、誰かが最初に「未来」の場所に青いカードをプレイしたなら、以後すべてのプレイヤーは自分の「未来」の場所には青いカードしかプレイ出来ないのです。
手札に青いカードが1枚もないなら何色をプレイしても構いません。
かならずしも「過去」の場所からカードをプレイする必要はなく、どの場所からでも良いですし、すでにいずれかの場所で決定されている色を別の場所でプレイしても問題ありません。
つまり誰かが「現在」に黄色いカードをプレイしていたとして、自分の番に「過去」に黄色いカードをプレイしてもよく、それが手札の中の最後の黄色のカードだった場合、結果として「現在」に黄色のカードがプレイ出来ないので他の色をプレイしたという形になっても良いのです。
こうして全員が自分の前の3つの場所それぞれにカードを1枚づつ合計3枚のカードを手札からプレイしたならばそのラウンドは終了します。
そして勝敗の決定なのですが、まずスタートプレイヤーから「過去」の場所でだれが勝利しているかを決定します。
「過去」の場所に最初にプレイしたプレイヤーの色のみを参考にして、その色の中でもっとも大きい数字であったプレイヤーが勝者となります。
そして勝利したプレイヤーはただちにスタートプレイヤーマーカーを獲得します。
そして次に「現在」で勝負をするのですが、プレイ中に指定された色ではなく、新しくスタートプレイヤーになった方の「現在」の場所でプレイされている色と同じ色のカードのみで勝敗が決定されるのです。
まこれによって本来であれば勝っていたはずのいろが「色違い」である為に負けてしまう可能性がでてきて、この混乱具合がこのゲームの本質といってよいかもしれません。
一回勝利する度にリースの形をした駒を扉マーカーの上に配置してゆきます。
12回の勝負をえて、扉の数とリースの数がぴったり一致していたプレイヤーのみが得点を獲得出来るという事になります。
これをプレイー人数分だけおこなってもっともポイントの高いプレイヤーの勝利となります。
トリックテイキングはボードゲーム初心者にとって自由度がなさすぎて機械的な作業に終始しているようにみえるのですが、それなり以上に戦略があります。
もちろん配られた手札の運が大きく左右しますが、それでも悪い手札でも何とかしてしまえる楽しさがあります。
この「ゴースト・オブ・クリスマス」ではスタートの色が途中で意図的に変換する事が出来るというのが最大の魅力です。
最初はかなり混乱するかもしれませんが、覚えれば非常に強力な駆け引きがなされるゲームたと思います。
是非、プレイしてみてほしいと思います。
今週末にボードゲームとミニチュアゲームの合同イベントを以下の通り開催いたします。
初心者大歓迎ですので、是非お気軽に遊びにお寄り下さい。
イベント名:第118回魔王の森・ゲームデイ
日付:7月10日(日)
会場:シュトワ白楊文具館2階Aホール
アクセス:近鉄四日市駅から中央通りを北西に向かい、突き当たりを右側ドコモショップ沿いに右に曲がって少し進んだ右側にあります。
詳細はどうぞ遠慮なくご質問ください。
お車でお越しの場合:シュトワ白楊書籍館の駐車場をご利用の上、お申し出下さい、終日無料と出来ます。
時間:13時~20時まで
会場費:800円(小校生以下300円、ご家族でお越しのお客様は保護者同伴で小学生以下無料です)
見学は無料。
プレイゲーム:ボードゲーム各種、ミニチュアゲーム(ウォーハンマー40000、エイジオブシグマー)
【ボードゲームを楽しもう!】
「魔王の森・テーブルゲーム倶楽部」との共同イベントとして開催しておりますので、各種ボードゲームのプレイスペースもご用意しています。
初心者大歓迎です!
ご用意する予定のボードゲームとしてはドゲームとしては「ココペリ」「アナ1800」「カルペディウム20」「アンサンブル」「メドウ」「ミノダイス」「キング&モンスター」「アリスガーデン」「イグゾースト」「世界の七不思議~建築士たち」「ゴースト・オブ・クリスマス」「ウィングスパン」「ラマ」「テキサスショーダウン」「パールズ」などです。
それ以外にも当店のゲームリストにあるものでしたら用意しますので、メールやブログへの書き込みなどでも結構ですのでお気軽にお申し付け下さい。
また、お客様ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてのプレイも大歓迎です。
ボードゲームをプレイした事がない方でも、店員が丁寧に説明させて頂きますのでご安心下さい。
広いスペースをご利用頂けますし、会場費のみで一日たっぷり遊べますので、プレイ時間のかかるボードゲームもゆっくりと楽しんで頂けると思います。
ヘヴィユーザーの方も、テーブルゲームに興味があるけどやった事のない方も、是非お気軽に遊びに来て下さい。
【ミニチュアゲームを楽しもう!】
「魔王の森・ゲームイベント」では、エイジ・オブ・シグマー、ウォーハンマー40000やアンダーワールドなどの対戦用の戦場を様々な情景セットを使ってご用意し、より多くの方に楽しんで頂くとともに、興味のある方や、初心者の方は見学は無料ですのでお気軽にお越しください。
ミニチュアゲームのウォーハンマー40000はSFをテーマにして低ポイントでも十分に楽しむ事が出来るルールになっており、始めたばかりの方でも十分対戦を楽しめるようにルールが整備されていますのでおすすめです。
魔王の森では現在新しく始めた方が多いので是非この時期を逃さずに一緒に楽しむチャンスだと思いますので是非一緒にどうぞ!
興味がある方は非常に敷居が低くなっておりますので、一緒に楽しみましょう!
会場では自由にプレイして頂けますが、通常戦は50ポイントのパワーポイント戦がアーミーをご用意頂く目安だと思います
ウォーハンマー40000はスタートセットだけでも十分に楽しめるようなルールになっていますし、エイジ・オブ・シグマーについてもルールが整備されて面白さが増しているので、どちらのゲームも初めての方に是非お勧めしたいルールになっています。
ご予約を頂きましたならサンプルアーミーをご用意して、体験プレイも随時お受けしております、興味を持って頂きましたら是非声をかけて下さい!(なお体験プレイについては説明を含めて約1時間半程かかります、事前にご予約をお願い致します)。
プレイにつきましては、メジャー、ダイス、拠点マーカーなどの無料貸し出しもしておりますので、ご自分のアーミーがあれば、それ以外なにももって来なくてもプレイを楽しんで頂けます。
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