今日のテーブルゲームのある風景は「タタリ」です。
なかなかえぐいホラー全開の箱絵で、さらに箱の背面の案内の絵もかなりホラーテイストで何気なく見てしまったくらいの気持ちだとびっくりすると思います。
「あなたは呪われました」といきなり宣言されます(笑)
プレイヤーは呪われてしまい、10体の人形駒をもってゲームを開始する事になります。
この呪いの人形を浄化するか他人に押し付けるか神社に収めるかして手元からすべてなくす事が出来たなら助かって勝利となります(他のプレイヤーに対する言及がないので、やられてしまったのかも(汗))。
とにかく雰囲気がすごくでていて、呪いの人形駒にもかなり力がはいっているのも特徴だと思います。
ゲームとしては各プレイヤーは10個の呪いの人形駒をもって、7~10までの4つの神社、そして11以上となっている成仏に至る場所、そして6個の専用サイコロを用意して準備完了となります。
ちなみに専用のサイコロは1~4の出目と人形1体、人形2体という特殊出目の計6面体となります。
自分の手番がきたなら6個のサイコロをすべてふって、出た出目の中から1種類を選択してその1種類の出目が出ているサイコロをすべて脇にのけます。
そして再び残っているサイコロをすべて振って、今度は脇にのけてある出目の種類と「異なる」種類の出目1つを選択してやはりその出目のサイコロをすべて脇にのけてあったサイコロと同じ場所にまとめていきます(この時、脇にのけたサイコロの出目は変えないように注意して下さい)。
こうしてつづけていって脇にのけた出目合計が7~10ならばそれらの出目と同じ神社に人形出目の体数だけ自分の人形駒をおくりこめます。
ただし、その神社にすでに人形出目の体数より多い人形駒が置かれていた場合はその差だけ自分が引き取る事になってしまいます。
脇にのけた出目の合計が11以上ならば、人形出目の体数だけ浄化する事が出来て、純粋にその数だけ自身の人形駒を無くす事が出来ます。
自分の人形駒を1体でも減らす事が出来た時に限り、数字出目の1が出ているサイコロの数だけ自分の人形駒を他人におしつける事が出来ます。
こうして自分の手元にある人形駒をへらしていって「0」にするわけです。
ただし、脇にのけた数字出目の合計が6以下だった、またはサイコロを振った結果、出ている出目のすべてがすでに脇にのけている出目の種類しかない場合は「バースト」となり、手番は強制終了となって、さらに7~10の4つの神社のうちもっとも人形駒がのっている神社を選んで、そこにある人形駒をすべて引き取らなければならないのです。
かなりわかりやすいサイコロゲームで、呪いの人形を無くすというテーマもイメージしやすいのでボードゲームにあまりなれていなくても楽しめると思います。
もしも「ヘックメック」というゲームをしっていたら、サイコロをふる時のルールが同じなので理解しやすいかもしれません。
あちらは場からタイルを取ってきて点数にしますが、「タタリ」は手元から場に出していくという逆のテーマになっているのが興味深いです。
手軽に遊べるゲームなので是非プレイしてみて欲しいです。
ちなみに人形駒なのですが、表情が1つ1つ微妙にちがうし涙をながしているものすらあって、結構怖いです。
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