
今日のテーブルゲームのある風景は「ガンジスの藩王」です。
ガンジスはインドのガンジス地方の事でプレイヤーはインドの藩王として自分の領土をひろげていくことを目的とします。
領土拡張は人心をつかむ事と当然資金を得て財を成す事。
このゲームではそのどちらか一方でも、またはバランス的にでも望む方向で求めてゆくことが出来るようになっていて、ボードの周囲が得点カウント用のマス目になっているのですが、どちらもスタートは同じ地点で、人心については時計周りに自分の得点マーカーを動かし、資金については反時計回りにカウントしてゆきます。
こうして人心と資金の二つのマーカーが交差する事を目的としてプレイするというちょっと変わった勝利条件となっています。
ゲームの準備としてはメインとなるゲームボードを広げて、外周の得点マスのスタート地点に各プレイヤーの得点カウントの駒を配置し、所定の場所に各プレイヤーの追加ワーカー駒を配置します。
また、ボード右側に描かれている4つの寺院に各プレイヤーは自分のカウントキューブを配置して信仰度を関羽と出来るようにします。
それぞれのプレイヤーには個人ボードが渡されて、上部中央にある邸宅マスからゲーム中に購入してくる土地タイルをつなげてゆく事でボーナスなどを獲得出来るようになっています。
最初は4色あるサイコロ1個づつとゲームボードのアクションマスに配置するワーカー駒を2個所持してゲームを開始します(ちなみに渡されたサイコロは振っておいて、その出目を変えてはいけません)。
自分の手番が来たなら手元にまだワーカー駒がのこっているなら、ゲームボードの所定のマスに配置してコストを支払い、そこで示されたアクションを実行できます。
アクションとして大きくわけて4種類あり、このゲームにおいてコストの支払いに充てられるサイコロを獲得できるゾーン、サイコロの出目というコストを支払って土地タイルを購入できるゾーン、ガンジス川を進む事によってさまざまなボーナスを獲得できるゾーン、土地タイルによって獲得出来る市場効果を利用して資金を得るゾーン、そして、宮殿に赴いて支払ったサイコロの出目によってさまざまなボーナスを受ける古紙とが出来るゾーンとなります。
特にこのゲームでは土地カードの購入がそのまま得点に直結しますので、土地タイルを購入しないわけにはいかず、ある意味もっとも重要といえます。
そして、土地タイルの購入にはサイコロを支払う為にサイコロを増やさなければならず、同時に資金を得るために土地タイルを用意して市場を利用するといったサイクルになります。
基本的には4つのアクションから選択するだけなので、それほど複雑なルールてはないのですが、小さな効果がいくつもあって、それを積み上げるヨウ素がある為、ボードゲーム初心者には勧めにくいゲームであるとも言えます。
とはいえ、基本システムがシンプルなのは確かなので、いくつかカードゲームを楽しんで、ボードゲームを広げてみようかという時には是非選択肢に入れてほしい良い作品です。
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