
今日のテーブルゲームのある風景は「おいてけお化け」です。
プレイヤーは探検のすえに様々なお宝が眠る沼地にたどりつき、ここでお宝を持って脱出しようとします。
しかし、沼地での移動はままならない上にあちこちぬかるんでせっかく集めたお宝を落としてしまう事すらある上に、お化けたちにとりつかれてしまうかもしれません。
なんとかお宝だけを集めて沼地を脱出する事がテーマになっています。
ゲームとしてはダイスを振ってその目だけ自分の駒を移動してゆく手軽な内容で、プレイ時間もさほどかかりません。
とはいえ、考えどころはしっかりあります。
メインボードには二枚もしくは一枚の宝物&お化けチップをゴールまでつづく道のりの半分より少しすすんだ所まで準備のルールにしたがって配置します。
そしてプレイヤーは規定の駒数もってスタートとなります。
プレイヤーは手番が来たなら6面体のサイコロを1個ふって、その出た目の数だけ自分の駒のどれか1つを必ず移動させなければなりません。
パスは出来ませんし、出た目の数だけ必ず移動する必要があります(例外がゴールした時で、ぴったりの数でゴールする必要はありません)。
さて、この時に自分がいままでいた場所にチップがあり、かつ自分も含めてどのプレイヤーの駒もその場所にいない場合チップをとらなくてはなりません。
もしもその場所にチップがなかったなら、ボードにうっすらと示されているお宝のチップを手元からその場所に配置しなければなりません(これは他の駒があっても行われます)。
それらの処理が終わったら手番終了となります。
これを繰り返してゆくわけなのですが、この他の駒が同じマスにいるとチップがとれないルールのおかげで、取りたいチップが取れない、またはお化けチップのマスから出来ればはなれないで、他の駒が来てから離れたいといった様々な作戦が生まれます。
さらに、何もチップが置いてないマスでは自分が手持ちのチップを配置しなければならないとうペナルティがあるのですが、示されているお宝チップをもしも持っていないなら、代わりに持っているお化けを配置してもよいというルールもあるのです。
自分が使用する駒は複数あるので、サイコロの出目分移動するのはどの駒を選ぶのが一番得なのかを毎回選んで、他のプレイヤーがだしそうな出目を予測してみたりなど、シンプルながらボードゲームとしての駆け引きやスリルがしっかりと組み込まれています。
誰よりも早く脱出する事によっても得点が得られるのですが、道筋の後半はチップが配置されていない為、チップを吐き出しながらゴールしなければならなず、後から来たものにお宝を回収されてしまうかもしれないのです。
最後まで気がぬけない展開になる事も多く、サイコロの出目に一喜一憂しながら盛り上がれるおすすめのゲームです。
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