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エイジ・オブ・シグマー「オシアークボーンリーパーvsビーストオブケイオス」

 今日のミニチュアゲームのある風景はエイジ・オブ・シグマーから「オシアークボーンリーパーvsビーストオブケイオス」の対戦風景です。

 エイジ・オブ・シグマーは剣と魔法と怪物がテーマのいわゆるファンタジー世界がテーマになっていて、その中でも「最終決戦で善の勢力が敗北してしまった世界」がテーマになっているダークファンタジーです。

 多元世界がテーマになっているのですが、人間やエルフ、ドワーフといった善の勢力が悪魔や堕落した人間、魔獣の勢力に最終戦争で敗北してしまい、世界は悪の手におちてしまっています。

 世界は荒廃して悪魔達がただひたすらに堕落した人間たちを無駄に戦わせて血みどろの饗宴がくりひろげられ、序列が上の者に絶対服従という悪魔達の絶対規範の為にただひたすらすべての者たちは奴隷としてなんの報酬も目的も意義もないまま戦わされており、わずかに生き残った善なる勢力はレジスタンスにすらなれず生き残る事で精一杯となっている世界となってしまっているというかなりヘヴィな設定です。

 そして人間の英雄が善なる神々の力を借りて、天界で力をたくわえ、人々の自由と尊厳を取り戻すためにもう一度闘いを挑んだというところから物語が始まっています。

 自由と尊厳の為に戦っている「オーダー」の陣営、支配と搾取を続ける「ケイオス」の陣営の闘いがメインではありますが、死者たちの軍団である「デス」の陣営、戦いの為に戦っている「ディストラクション」の陣営という大きく4つの勢力に分類された20以上の特徴あふれる勢力と膨大な種類のミニチュアモデル、そして各ミニチュアモデルの背景設定とその勢力の歴史や他の勢力とのかかわりなどが物語として大量に用意されているのがエイジ・オブ・シグマーです。

 人間の戦士や魔術師、悪魔や獣人、巨大なモンスター、アンデットや死霊魔獣、邪鬼や強力な魔獣といった様々なミニチュアモデルが設定に応じた能力を様々なルールによって表現されていて、対戦ゲームを楽しむ事が出来ます。

 今回の「オシアークボーンリーパー」は「デス」の陣営の勢力で、骸骨達で構成されている王国で、王にあたる者から配下の歩兵や騎兵、怪物などすべて骸骨軍団です。

 射撃攻撃はあまりもっていないものの、騎兵の突撃力には目を見張るものがあり、なによりモデルのディテールが本当にかっこいいです。

 そして「ビーストオブケイオス」は「ケイオス」の陣営の勢力で獣人達で構成されていて、ミノタウロスや山羊獣人などひたすら力で押しまくる、単純な暴力が中途半端な計略など押しつぶすというなかなか愛着のわく設定の勢力です。


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 写真手前側が「ビーストオブケイオス」で、奥側が「オシアークボーンリーパー」です。

 エイジオブシグマーのルールは去年新版が出たばかりで、ルールがかなりすっきりして遊びやすくなり、なによりも大きな改定がモデルの種類をと戦場をコンパクトにして十分楽しめるようになった点です。

 よくネット上の写真でみるような何十体というすさまじい数のミニチュアを並べて遊んでいる風景が昔の当たり前だったのですが、それはそれで楽しさがあるもののダラダラと長時間かかる上に一度傾いた戦況を覆すのが非常にこんなんであったり、軍勢内容による相性がどうしてもあるので、互いにならべた段階で相性負けを痛烈に発覚すると2時間以上たたひたすら負けを引き延ばすだけのプレイになる事がありえるなどといった不具合があったことも事実でした。

 そしてなによりも初めてプレイする人にとってハードルがあまりにも高く、またそうしたプレイばかりが注目される事で「大量のモデルを集めることが本当のプレイなんだという致命的な誤解」を生んでしまうというあまりに残念な状態を引き起こす要因にもなっていた悲しい事実もありました。

 沢山のモデルを集めて華麗に色を塗ってズラリとならべて圧倒的な力で相手を粉砕するというのは確かに楽しいですし写真的にも映えますし個人的な満足感とともに写真にとってネットにあげてちょっとした自慢ではないのですがそれに近い感情にもなります。

 その楽しみはすごくよく分かるしある程度の年数遊んでいくうちにむしろそうした楽しみがメインになる事はごく自然な事でそこまで長く楽しめるのはミニチュアゲームのとても素敵な部分だと私自身つねに思いアピールしている部分でもあります。

 ただ、それもあくまで「一つの」楽しみ方で、すくないモデルでのんびりと遊ぶのも「立派な」一つの楽しみ方です。

 というわけで1時間くらいでかつ、少ない部隊数で遊ぶスタイルもルールに綺麗に設定されていて始めたばかりの人が楽しみやすいようになっていると同時に、いくつものモデルをもって部隊数を沢山用意できるプレイヤーにとって、その中から一握りの部隊のみを選択して自分だけの軍団を用意するという戦略性の高いリミテッド構築の楽しさを提供してくれたのです。

 これはミニチュアゲームにおける「モデルをコレクションして並べる」という楽しさとともに提唱されている「自分のモデルでゲームを満喫する」という部分の楽しさにスポットを強くあてていて、どうしてもその特性上オープニングファイアに大きな比重がかかりやすいゲームシステムである事もあって、1時間くらいのプレイ時間を実現する事で「何度も何度も連続で対戦を楽しめる」という魅力を提供してくれています。

 従来ですと朝から集まっても一日普通は2回程度だったのが昼からプレイして軍団の内容を随時変えて様々なモデル達に活躍させながら3回も4回も楽しめる遊びに進化したのは本当に素晴らしいルール改定だと思います。

 それでいて、しっかり従来からあった大規模戦闘に「ルールそのままで」以降出来るので、2年、3年かけてゆっくりと十分なモデル数をそろえればそのまま「たまには一日かけて大規模戦闘いくか」的に気楽にどちらも楽しめるようになっているのです。

 

 写真のプレイの時もルールを説明しながらで1時間半くらいでゲームは終了していますし、大いに満足できるプレイ感で、楽しかった!また是非対戦しましょう!という話になっていたので興味はあるのだけどすごく大変そうなんだと思っている方は是非恐れずに軽い気持ちで初めてみてほしいと思います。

 四日市市近辺にお住まいなら当店にご相談いただければ出来る限りサポートもさせて頂きます。

 少なくともエイジ・オブ・シグマーやウォーハンマー40000はそんな肩肘はって「何々をしないとダメだ」なんて事は絶対にないので、たくさんあるテーブルゲームの1つとして、是非気軽にプレイしてみて楽しんでほしいと心底願っています。


「魔王の森」は四日市市のアーケード街の三番街にあって、ウォーハンマー40000、キルチーム、エイジ・オブ・シグマー、ウォークライ、アンダーワールドといったミニチュアモデルの販売をしております。

 ウォーハンマー40000については独自の背景設定をもったSF的な戦闘機械からパワードスーツなどの歩兵部隊、エイジ・オブ・シグマーについては剣と魔法の世界のモンスターやドラゴン達など様々なプラモデル商品となっており、そのすべてに能力値が設定されていて、作り上げたモデルを使用してゲームをプレイする事が出来て、それはまるで映画やアニメのようなビジュアルの戦闘を楽しむ事が出来るのが大きな特徴です。。

 ウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのモデルについてはお探しの商品がなかった場合でもお取り寄せさせて頂けますので是非ご相談下さい。

 またモデルのペイントについてもシタデルカラーシリーズを多数揃えて販売しておりますので、是非ご利用下さい。

 そして、店内ではこうしたモデル達を使用した当店購入のミニチュアによる試遊プレイやお試しペイントも随時受け付けております(予約制となっております)。

 試遊プレイについてはジオラマのような戦場をご用意しております。

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 見学も自由ですし、ゲームのルールなども丁寧にご説明しますのでお気軽に声をかけて下さい。


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2021年10月23日
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