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テーブルゲームのある風景「モンスターカフェ」

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 本日のテーブルゲームのある風景はモンスターカフェです。

 奇妙なモンスター達がお客様のカフェで、どのお客様を常連客として確保するかというテーマになっていて、カフェなのにゲームの内容的にメニューとかを提供するのではなく、文字通りお客様のモンスターそのものを取り合います(笑)。

 モンスターにはそれぞれ特殊な能力があって、選択するたびにその特殊な能力を使用するかどうかを選ぶ事が出来ます。

 多くの場合有利になる能力なのですが、癖の強いものもあり、選ばない方がよい時もあるのが面白いバランスになっています。


 ゲームとしては様々に用意されているモンスターの中から、説明書に用意されている5種類の組み合わせをどれか選びます。

 完全にランダムに5種類を選んでも良いのですが、かなりのバターンがしっかり用意されていますし、変にバランスの悪い矛盾するような組み合わせになるよりも、まずは用意されたパターンを遊びつくす方がよいと思います。

 選びましたらそれら全てをよく混ぜて各プレイヤーに10枚づつ配ります。

 各モンスターカードは10枚づつあってそれが5種類ですから50枚のカードを配るわけですから4人以下でプレイする場合カードは必ずあまります。

 このあまったカードは単純に使用しないので中身を見ないで(大事です)横にのけておいてください。

 このゲームは最大5人まで出来るのですが、5人でプレイするとこの横にのけておくカードがないので一気に熾烈な戦いになってしまう為、気軽にプレイしたい方は3~4人でプレイする事を強くお勧めします(笑)。

 さて、各プレイヤーは配られた10枚のカードの中から3枚を選んで自分の手元に裏に伏せて配置して、その前にならべるように残った7枚のカードを表にして並べます。

 こうすると自分側から3枚の伏せカード7枚の表向きカードの長さの違う2列のカードが準備された状態になるわけです。

 全員がそうしたならゲーム開始となります。

 自分の手番が来たなら、自分でも他のプレイヤーでもよいので、表になっているカードの中から1枚を選んで場の中央に出しつつそのカードの特殊効果を使用する事が出来ます。

 特殊効果にはゲーム終了時に追加の得点が得られる可能性のあるもの、即点数が獲得出来るもの、ギャンブルのようなハイリスクハイリターンで得点を獲得出来るものなど様々なものがあります。

 こうして1枚を場の中央にだしたなら次の手番の人となります。

 つまりゲーム中は全員が表向きにならべているカードの中から1枚選んで場に並べるだけというびっくりするくらいシンプルなルールなのです。

 ただし、この時1つだけ制限があります。

 表向きの列のカードが3枚になってしまったプレイヤーのカードを選ぶ事は出来ないのです。

 つまり徐々に選べるプレイヤーが減ってゆき、最終的には全員が表向きの列のカードが3枚になってしまうので、そこでラウンドが終了します。

 そうしましたら裏向きで伏せてあった各プレイヤーの自分側の列の3枚を全員が公開します。

 こうすると各プレイヤーは6枚のカードを自分の前にならべていて、場の中央に4×人数分のカードが並んでいる形になるはずです。

 そうしたなら得点計算です。

 5種類のモンスターそれぞれについて、どのプレイヤーが一番多くのカードを持っているのかチェックします。

 この時伏せてあった自分側のカード3枚のモンスターはそれぞれ2枚分として数えます。

 そして最も多くの枚数を持っていたプレイヤーが場の中央にならべられているその絵柄のモンスターの枚数分の得点を得られるのです。

 例えば3人でプレイしていて、ハエのモンスターカードをAさんは2枚、Bさんは3枚、Cさんは1枚もっていて、場の中央にハエのモンスターカードが4枚ならんでいた場合、Bさんが4点を獲得するという事になるわけです。

 これを5種類のモンスターそれぞれで行います。

 この時同点1位だった場合にはどのプレイヤーにも点数は入りません、単独で1位でなければ得点は獲得出来ないのです。

 こうして得点計算をしたなら、横にのけておいたカードがあったならそれらも含めて使用したカードすべてをよく混ぜて第二ラウンドを同様にプレイして、この2ラウンド分の合計点数で勝敗を決める事になります。

 点数を多く獲得するには自分がより多く持っているモンスターカードを場の中央により多く出す必要があるのですが、露骨にすると他のプレイヤーもそのカードを集めてしまうかもしれませんし、同点1位になんてなったら最悪です。

 他のプレイヤーが集めてなさそうなモンスターを数枚だけ場にだすようにして点数をとるか、伏せているカードは2枚分ですから最初に伏せる段階で1点突破で1種類のモンスターだけの点を貰えれば良いと割り切るのか。

 短い時間であっというまに終わるカードゲームなのですが、なかなかどうして絶妙な読みと駆け引きを要求されるゲームです。

 ルールもシンプルですので、いわゆる心理戦が好きな方には是非プレイしてほしい良いゲームです。


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