今日のテーブルゲームのある風景は「パレオリシック」です。
このゲームは先日開催されたゲームマーケット2019春に出展されていたもので、台湾のメーカーさんのボードゲームであり、魔王の森へはお客様が持ち込んで下さいました。
ゲームマーケットではかなり国際色豊かなボードゲーム達と出会う事が出来て、中でも台湾産のボードゲームはちょくちょく見かけるように思います。
このゲームではプレイヤーは島の原住民となって、仲間の動物とともに島のあちこちで産出される鉱石などを集めて加工品や家を造ってゆくことを目的とします。
ゲームとしてはプレイヤーはランダムに種族ボード1枚得ます。
そこには島のどこからスタートするのか、得点ボーナスの為には何を集めたらよいのかなどが記載されていますし、ゲーム中建築する家などを配置する場所なども用意されています。
そしてメインボードとなるゲームボードを中央に配置します。
ボードには島が描かれていて、そこにはいくつかの鉱石や食料を獲得する為のマス目があり、道によってマス目同士は繋がっています。
さらに加工品カード5枚と家タイル2枚を山札から引いて表にして所定の場所に配置してゲーム開始となります。
プレイヤーは自分の手番になったなら、自分の駒(人が2つと仲間の動物が1体います)のうち1つを道沿いに隣のマスまで移動させる事が出来ます。
そしてその後専用ダイスを1振って、その出目に応じて資源がもらえるのです。
各マスにはいくつの数字ならばなんの資源がもらえるのかが描かれていて、ダイスの出目にそのマスにいる「自分の」駒の数を足した結果の数字を使用してマス目の表に従って資源を貰います。
数字が大きいほど高級な鉱石が入手できるのですが、家を建てたり、追加ルールの勇者の力をかりる場合には数字が小さい事によって得られる食料が必要になります。
ダイスは0~4の出目が出る専用ダイスになっていて、同じマスに何人でも駒を配置出来る為、一ヶ所に自分の一族をかたまらせれば、高級な鉱石も入手しやすくなるといったバランスになっています。
資源を獲得した後に、それらを使用して、加工品カードを1枚獲得するか、家タイルを1枚獲得するかを行なう事が出来ます。
どれだけ資源をもっていたとしてもいずれか1枚しか獲得出来ず、それがまた色々と悩ましい事態を引き起こしたりします。
手番としてはここまで、手番を時計回りに次のプレイヤーへと回します。
これを繰り返して行って、加工品カードと家タイルを合わせて8枚揃えたならぱゲームが終了して、家は1タイル3点、加工品カードは2~5点の表記が支払う資源の難易度に応じて描かれているのでそれらを加えた合計がもっとも高いプレイヤーが勝利します。
ルールは非常にシンプルで、やることも勝利条件も明確化されている為にボードゲームにあまりなれていない方でも十分楽しむ事が出来ますし、それでいて様々な産出物が島あちこちのマスで入手難易度がことなる事から自分にとってももっとも都合が良い場所に一族を配置する考えどころ、そしてダイス運も大きな要素となっています。
ボードゲームの初心者でもある程度経験者でもみんなで楽しめるとても良いバランスになっているゲームだと思いますので、是非プレイしてほしいと思います。
「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街で「お洒落しないで普段着で気軽に利用出来るボードゲームサロン」をテーマに、子供から大人まで誰もがボードゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。
お一人様一日500円で、店内にある約1000タイトル以上のボードゲームをどれでも好きなだけ遊んで頂けます(たまに質問されるのですが、追加料金等は一切ありません。より多くの方がボードゲームに親しんで頂けるように価格を安く設定させて頂いております)。
ボードゲームに興味はあるけどプレイした事がないという方でも、店員が丁寧にどのゲームでもルールや遊び方を説明しますし、グループでこられた場合などでも遊んでみたいゲームの雰囲気やニュアンスを言って頂ければ、プレイ人数や時間などに応じてゲームを紹介、ご案内させて頂きますし、そういった相談も喜んでお受けいたしております。
もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。
お一人でもグループでも、是非お気軽にボードゲームを楽しんでいってください!
※ボードゲームについてはあくまでボードゲームカフェとして営業しておりますのでボードゲームの販売はしておりません、販売についてはミニチュアゲームのみとなっておりますので、どうぞご了承下さい。
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