今日のモデルはミニチュアゲーム「ウォーハンマー40000」または「エイジ・オブ・シグマー」における魔界の住人「ディーモンプリンス」です。
ウォーハンマー40000はいわゆるSFの世界観の中で様々な星系国家、または異界の種族などが登場していて、エイジ・オブ・シグマーではいわゆるファンタジー世界をテーマにエルフ、ドワーフなどからゴブリン、アンデットまで様々な種族が登場するのですが、ディーモンの軍勢は時間軸すら歪めて存在しているという設定から、どちらの世界観にも登場します。
ですのでこの「ディーモンプリンス」もどちらの世界観としても作る事が出来ますし、作成者のイメージの許す限り、様々な表現をする楽しみがあるのです。
いずれの世界観であってもディーモンは異界というか、歪んだ悪辣な領域からの侵略者であり、4大ディーモン(憎悪、変化、腐敗、快楽)のいずれかの邪神の配下として、現実世界を歪め破滅させる為に侵攻してきます。
ただ、この「ディーモンプリンス」についてはちょっと特殊な存在です。
実は「ディーモンプリンス」は元は人間なのです。
人間が堕落し、悪行を重ねて世界を破滅に導くために邪神につかえ、その功績を認められてギフトとして邪神の加護を与えられつづけた結果、このディーモンプリンスへと変化してゆくのです。
実際にいずれの世界観でも邪神のギフトに耐えられずにただの肉塊と化してしまった哀れな「元混沌の英雄」であるモデルが存在していますし、中途半端に加護を得た結果、人間であった頃よりも弱くなってしまったみじめな存在としてのモデルも多数紹介されています。
悪逆の英雄であり、かつ邪神のギフトに耐えられるだけの精神力、強靭さ、そして単純な悪運の強さがあって初めて「ディーモンプリンス」へし昇華するのです。
写真のモデルは独自の配色を楽しんでいて、そもそもこのモデルは両腕の形や持っている武器、背中の翼や鎧の有無、そして顔の形など多数のパーツが入っていて、作成される方がオリジナリティあふれるモデルを作りやすいようになっております。
4大邪神のテーマカラーなどの設定も用意はされていますが、それに従う必要もないので、作成される方がこれぞ私がイメージするディーモンプリンス!といったようにモデリングし、ペイントを楽しんで頂けるようになっています。
写真のモデルは青白い肌と緑色に発光する武器を持っていて、まさに歪みの領域から現れた悪魔という雰囲気を非常に上手くだしていると思います。
皆様も是非、世界に一つだけのディーモンプリンスを作成して楽しんで頂きたいと思います。
【今週末13日のイベントのご案内】
今週末の1月13日の日曜日は年内最後の「魔王の森・ゲームデイ」を開催致します。
場所はシェトワ白揚文具館二階Cホールでいつも同様ミニチュアゲームとボードゲームの合同イベントです。
時間は13時から20時までで途中の出入りは自由です。
会場費として500円をお願いしておりますが、お車でお越しの場合はシェトワ白揚書籍館の方の駐車場におとめ頂いて駐車券をお持ちくだされば一日無料に出来ます。
「テーブルゲーム倶楽部」と同時開催となりますので、ボードゲームのフリープレイも卓をご用意しており、自由に遊んで頂けます。
当日は「ニュートン」「リバーボート」「ポーションエクスプロージョン」「ベルラッティ」「キーフロウ」「ガンシュンクレバー」「コインブラ」「ベルラッティ」「ルールの達人」「もっとホイップを」「ヴィティカルチャー」などをお店より持っていきますが、持ち込みももちろん大歓迎です。
また、事前にご連絡頂ければ当店リストのゲームであればよろこんでご用意しますし、ボードゲームをプレイした事のない初心者の方でも、よりプレイしやすいゲームをご案内して丁寧にルールを説明しますのでお気軽に参加して下さい。
ミニチュアゲームはウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのフリープレイが中心で、ウォーハンマー40000は「キルチーム」エイジ・オブ・シグマー「スカーミッシュ」という小規模戦闘をテーマにした基本ルールの発売によって非常に面白いゲームをさらに手軽にプレイ出来るようになりました。
イベントではアーミーの組み方やルールの注意点などの質問も受け付けておりますので、どうぞお気軽にお声掛けして下さい。
また、事前にご予約を頂ければミニチュアのペイントコーナーなどもご用意しますのでお気軽にお申し付け下さい。
もちろん、テレインを配置した戦場をご用意しておりますので自由にプレイして頂けますし、体験プレイも随時受け付けております(体験プレイについては事前にメールやここへの書き込みで十分ですのでご連絡下さい、当日ですとお受け出来ない事があります)。
皆様のご来場をこころからお待ちしております。
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