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テーブルゲームのある風景「バジリカ大聖堂」と明日のイベントのご案内

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 今日のテーブルゲームのある風景は「バジリカ大聖堂」です。
 中サイズのしっかりとした箱に入っているゲームですし、箱絵の雰囲気からなかなかそうは思われないのですが、実は2人専用のボードゲームです。
 プレイヤーはバジリカ大聖堂の丸天井の建築家として腕を振るい、もう一人の建築家よりも素晴らしく美しい丸天井を作り上げて王の目にとまる事を目的とします。
 その為にはもちろん最大限の努力をしますが、時に相手の建築家の作業の邪魔をしたり、時には自分の手柄にしてしまうのも已む得ない事なのです。

 さて、ゲームとしては正方形のタイルを配置してゆく事が、手番における基本になります。
 大聖堂の基礎ボード(兼得点ボードでもあります)を2人の間に配置して、丸天井タイルを良くきって、特殊効果面を上にして山札とします。
 丸天井タイルは片側は丸天井として配置する為に、4色いずれかの色か、または二色混合の配色になっていて、もう片面は様々な特殊効果がイラスト化されて描かれています。
 そのイラスト化されている特殊効果の面が見えるようにしてよくシャッフルするわけです。
 山札にしたタイルの上から3枚を裏返しながら(つまり丸天井面にしながら)基礎ボードの所定の位置に配置して、その後、特殊効果面のやはり3枚を基礎ボードの所定の位置に配置します。
 プレイヤーは自分の手番がきたなら3種類やれる事があって、それを順不同で3回行わなくてはなりません。
 同じ効果を連続して選んでもよいのですが、後述するBの効果だけは制限があるので連続して選択する事が出来ません。
 やれる事としては以下の通りです。
A、丸天井面のタイルを基礎ボードからとって、5列ある配置ゾーンのいずれかにルールを守って配置する。
B、直前にAの効果を選択している時のみ選択でき、その時配置した丸天井タイルの上に自分の労働者駒を配置する。
C、特殊効果面のタイルを基礎ボードからとって、その効果を適用してタイルを捨てる。

 以上の3択です。
 逆に言えば手番で行う事はこの3種類の中から選ぶだけですし、それについても基礎ボードからタイルを選ぶか、労働者を置くかどうかですからルールの量としては非常にシンプルなゲームと言えると思います。
 さて、Aの効果についてタイル配置のルールはいくつかあって、まず5列の配置ゾーンからはみ出さない事、必ずいずれかにタイル(最初は基礎ボード)に配置しようとしているタイルの辺がつながる事(つまり角どうしを繋げるように配置は出来ません)。
 そして二色混合タイル同士は辺をつなげてはいけない事などです。
 そしてこのゲームで得点を得る手段がBの労働者を配置する効果です。
 ゲーム中に3回得点計算をするタイミングがあるのですが、そのタイミングがきたなら、配置してある丸天井タイルの縦横でつながっている同色のタイルの数をそれぞれ数えて、さらにその一塊のエリアに配置してある労働者駒の数が多い方がその数えたタイルの数だけの得点をえるのです。 
 そうなればどんどん労働者駒を配置したくなるのですが、労働者駒は5個しかない上に、手元になくなれば配置出来ません。
 いつ、どの色のタイルの上に配置するのか、非常に悩ましい展開になってきます。
 そしてさらにCの特殊効果の適用がゲームに様々な変化とアクセントを入れてくれます。
 Bの効果を選択しなくても既に配置してあるタイルのどの場所にでも労働者を配置する効果や、配置済の労働者を移動させる効果、さらに配置してある労働者1個で2個分あるとカウントさせる効果や、得点を上乗せする効果など様々なものがあります。
 それらを駆使して、得点計算のタイミングでもっとも自分にとって都合の良い形にしてゆくわけです。
 プレイしている内容は陣取りなのですが、選択出来る丸天井タイルや特殊効果については基礎ボードに配置されている3枚づつの中からしか選択できず、それらについてはタイルの山の上から機械的に配置されるので、より都合が良い効果のタイルや丸天井タイルの色が選べる状態になるかどうかで運の要素が入ってきます。
 でも、次の特殊効果や、次の丸天井タイルの色については分かるようになっているため、きちんと戦略をねって、可能なかぎり相手の選択肢を絞り込む事も可能になってきます。
 適度な運の要素としっかり考えるべき戦略性のバランスが良いゲームで、2人でちょっと腰を据えてゲームをしようかという時には最適のボードゲームの1つといえると思います。
 是非一度プレイしてみて下さい。

【明日13日のイベントのご案内】
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 明日の1月13日の日曜日は年内最後の「魔王の森・ゲームデイ」を開催致します。
 場所はシェトワ白揚文具館二階Cホールでいつも同様ミニチュアゲームとボードゲームの合同イベントです。
 時間は13時から20時までで途中の出入りは自由です。
 会場費として500円をお願いしておりますが、お車でお越しの場合はシェトワ白揚書籍館の方の駐車場におとめ頂いて駐車券をお持ちくだされば一日無料に出来ます。

「テーブルゲーム倶楽部」と同時開催となりますので、ボードゲームのフリープレイも卓をご用意しており、自由に遊んで頂けます。
 当日は「ニュートン」「リバーボート」「ポーションエクスプロージョン」「ベルラッティ」「キーフロウ」「ガンシュンクレバー」「コインブラ」「知略悪略」「ルールの達人」「もっとホイップを」「ヴィティカルチャー」などをお店より持っていきますが、持ち込みももちろん大歓迎です。
 また、事前にご連絡頂ければ当店リストのゲームであればよろこんでご用意しますし、ボードゲームをプレイした事のない初心者の方でも、よりプレイしやすいゲームをご案内して丁寧にルールを説明しますのでお気軽に参加して下さい。

 ミニチュアゲームはウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのフリープレイが中心で、ウォーハンマー40000は「キルチーム」エイジ・オブ・シグマー「スカーミッシュ」という小規模戦闘をテーマにした基本ルールの発売によって非常に面白いゲームをさらに手軽にプレイ出来るようになりました。
 イベントではアーミーの組み方やルールの注意点などの質問も受け付けておりますので、どうぞお気軽にお声掛けして下さい。
 また、事前にご予約を頂ければミニチュアのペイントコーナーなどもご用意しますのでお気軽にお申し付け下さい。
 もちろん、テレインを配置した戦場をご用意しておりますので自由にプレイして頂けますし、体験プレイも随時受け付けております(体験プレイについては事前にメールやここへの書き込みで十分ですのでご連絡下さい、当日ですとお受け出来ない事があります)。

 皆様のご来場をこころからお待ちしております。

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