今日のテーブルゲームのある風景は「アーボレータム」です。
プレイヤーは森林管理人として様々な樹木を美しく並べて、より景観がよく、そしてよりその樹木に対する権威を得る事を目的としてプレイする事になります。
カードゲームなのですが、とにかく各カードの樹木のアートワークが美しくて、ついつい眺めてしまうくらいです。
ゲームとしては使用するカードは11種類の(プレイ人数によって変化します)樹木が各1~8まであって、まったく同じものはありません。
それをよくきって山札として、各プレイヤーに7枚の手札が配られたあと、各プレイヤーの前にそのプレイヤー専用の捨て札置場として、初めから1枚づつ表にして捨て札として配置されます。
ここからゲームが開始されます。
各プレイヤーは手番が来たならカードを2枚引いてくるのですが、このゲームでは共通の山札からだけでなく、各プレイヤーごとにある捨て札置場の一番上のカードを選択する事も出来るのです。
その後手札から1枚カードを自分の場にプレイしなければなりません。
プレイする場合1枚目は特に制限はありませんが、2枚目以降はすでに自分の場に出してあるいずれかの樹木カードと辺が接していなければならないというルールを守る必要があります。
そして最後に手札のカード1枚を自分の捨て札置場に捨てて手番終了です。
つまりカードを2枚手札に足したあとに、手札から1枚プレイして1枚は捨てるのですから、手札はまったく増えないゲームだと言えると思います。
そして、プレイの目的なのですが、自分の場でスタートとゴールを同じ種類の樹木カードとして、スタートから昇順に数字をカウント出来るように縦横にカードをたどり、ゴールのカードまでの枚数が得点になります。
ちがう種類のコースでのカウントならば、すでにカウントしたカードもたどる事が出来ます。
こうして数字が大きくなってゆくようにスタートとゴールを同じ樹木にしたセットごとに点数がもらえるということです。
非常にパズルチックな楽しみがあり、捨て札置場からもカードを引けるルールの為に邪魔なカードであってもおいそれと捨てるわけにはいかなくなります。
さらに山札がすべてなくなってゲーム終了となってから得点計算をするのですが、各樹木カード繋がり(セット)のスタートとゴールが同じ色のハズです。
そしてその色の得点計算をしたければ、手札のカードのその同じ種類の樹木カードの数字の合計が一番高くないと得点計算の権利が得られないのです。
この為、場に綺麗に樹木カードを数字の大きい順にならべなければいけないのに、得点を得る権利の為に数字の大きい得点計算したい樹木の数字の大きいカードを手札に残しておかなけれはならないという矛盾が発生するのです。
もちろん、他のプレイヤーの得点計算を無効化する為にそのプレイヤーが集めている樹木の数字の高いカードをもっていたくなりますが、なかなかどうして手札たった7枚でやれる事は限られてくるわけです。
ゲーム中終始頭を使っている感がするゲームで、プレイ中はなんとも思いませんが、ゲームが終わるとぐったりするのですが、妙に中毒性のあるゲームでついついやりたくなってしまう魅力があります。
是非プレイしてみて下さい!
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