今日のテーブルゲームのある風景は「ノックス」です。
プレイヤーはもっとも優秀なトリックスターになる為に上手に立ち回り、だれよりも上手く自分の手元に必要なカードを並べる事を目的とします。
ゲームとしては1~15まで3色に色分けされたカードが約6枚づつのカードセットを良くきって山札として、各プレイヤーはそこから3枚づつのカードを配られてスタートします。
自分の手番がきたなら手札の3枚の中から1枚のカードを選んで自分の場にだすか、相手の場に出して妨害する事のどちらかを選んでプレイします。
どちらであれ、手札は1枚減るのですが、手番終了時に共通の山札からカードを1枚引いて手札に加えるので、基本的にゲーム中各プレイヤーは常に3枚のカードの中から選択する事が出来ます。
いずれかのプレイヤーの前に6枚のカードが並んだなら即ゲームは終了して点数計算に入ります。
まず自分の前に並べてあるカードがすくなくとも3色一枚づつはないとどれだけ高得点カードを並べていても点数は「0」になってしまいます。
そして「0」にならなければ得点計算の方法は単純に自分の前に並べてあるカードの数字の合計となります。
そして、このゲームの非常に面白い点は自分の場で同じ数字があったならそのいずれかのカードを(下に何枚かあればそれらも全て)ひとまとめにしなければならない、というルールと、同色である事を条件に、他のプレイヤーの出していたカードの上に自分のカードを乗せる事が出来るのです。
このルールによって、他のプレイヤーの高得点カードを妨害出来るどころか、妨害した上で「同じ数字がある」というルールにひっかからせて、一山にしてしまう事が出来るのです。
得点計算時には自分の場に並んでいるカードが何枚が重ねてあった場合一番上しか見ない事から、わざと相手がすでにプレイしているカードの数字と同じ色をコンビでプレイする事で、数字を低下させるどころか場札の枚数も減らす事が出来るのです。
非常にシンプルなルールでボードゲームをあまりプレイした事のない方でも十分プレイ出来るものでありながら、他のプレイヤーへの妨害や自分がいかに妨害をうけないようにするか、また同時に他のプレイヤーへの妨害は自分の点数を増やすチャンスを犠牲にしているのでその兼ね合いをどうするのかという、ボードゲームによくある選択肢を非常に分かり易く再現してくれています。
ボードゲーム初心者の方に是非プレイしてみてほしいゲームです。
【明日13日のイベントのご案内】
明日5月13日の日曜日は「魔王の森・ゲームデイ」を開催致します。
場所はシェトワ白揚文具館二階Aホールでいつも同様ミニチュアゲームとボードゲームの合同イベントです。
時間は13時から20時までで途中の出入りは自由です。
会場費として500円をお願いしておりますが、お車でお越しの場合はシェトワ白揚書籍館の方の駐車場におとめ頂いて駐車券をお持ちくだされば一日無料に出来ます。
「テーブルゲーム倶楽部」と同時開催となりますので、ボードゲームのフリープレイも卓をご用意しており、自由に遊んで頂けます。
当日は「東京サイドキック」「ロールプレイヤー」「ライフセイバー」「マンマミーア」「アズール」「パトリッツァ」「サグラダ」「ノームの村」「ゼロ」「キルトキャッスル」「リトルタウンビルダーズ」「ヘラス」「ヴィティカルチャー」などをお店より持っていきますが、持ち込みももちろん大歓迎です。
特に今回は先日開催されました「東京ゲームマーケット」で購入されたゲームなど是非お持ちより頂きまして、プレイしていただければと思います。
また、事前にご連絡頂ければ当店リストのゲームであればよろこんでご用意しますし、ボードゲームをプレイした事のない初心者の方でも、よりプレイしやすいゲームをご案内して丁寧にルールを説明しますのでお気軽に参加して下さい。
ミニチュアゲームはウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのフリープレイが中心で、ウォーハンマー40000は基本ルールの全面改訂によって、より気軽にゲームをプレイ出来るようになりました。
イベントでは新ルールにおける注意点やアーミーの組み方やルールなどの質問も受け付けておりますので、どうぞお気軽にお声掛けして下さい。
また、事前にご予約を頂ければミニチュアのペイントコーナーなどもご用意しますのでお気軽にお申し付け下さい。
もちろん、テレインを配置した戦場をご用意しておりますので自由にプレイして頂けますし、体験プレイも随時受け付けております(体験プレイについては事前にメールやここへの書き込みで十分ですのでご連絡下さい、当日ですとお受け出来ない事があります)。
皆様のご来場をこころからお待ちしております。
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