
今日のテーブルゲームのある風景は「エリジウム」です。
ギリシャ神話がテーマになったゲームで、プレイヤーは神々の視点となって、様々なギリシャの神々の加護を得た者達のカードを獲得しつつその特殊能力を現世で使用しつつ、その後冥府へと迎えた時に得点化する事が出来るようになっています。
ゲームとしては選択した神々のカードをよくまぜて山札として、プレイヤーの人数×3+1枚をめくって場に並べます。
さらに神殿ボードを用意して、そこに1~4までの手番タイルを並べ、各プレイヤーが個人ボードをうけとって、さらに赤、青、黄色、緑の柱と手番チップを受け取ります。
ゲームが始まったなら各ラウンドは大きく二つに分かれてプレイされる事になります。
まずカード獲得のフェイズで、プレイヤーは場に並べられていてるカードか手番タイルを1枚、自分の手番がくる度に獲得するのですが、各々それらにはコストが指定されていて、手元にある4色の柱のうち指定されたものが残っている事が獲得の条件となります。
1枚獲得する度に1本の柱(獲得したカードやタイルが指定していたものである必要はありません)を脇にのけます。
つまり4回獲得したなら全ての柱を脇にのけてしまうので、毎ラウンド4回しか獲得のチャンスがない事になります。
もしも残してある柱の色が場のカードも手番タイルも獲得出来なかった場合は山札を裏のまま引き取り、神々の加護がない状態のカードを引き取らなくてはなりません。
こうしてカード獲得フェイズが終わったなら、獲得した手番タイルにしたがって手番チップをプレイヤーが交換し、そのチップの数字が新たな手番となります。
そして、獲得したカードは個人ボードの上側に配置するのですが、この第二段階のフェイズでは、手番順に資金をはらって上側に配置してあるカードを下側に移動させます。
この時特定の条件で得点が獲得出来るというルールになっています。
カードについては5つの神々いずれかに属していて、さらに1~3の数字がわりふられています。
下側に移動させる時に決定するのですが、同じ数字を(神々がかぶらないように)集めるか、または同じ神々で1~3の数字を揃えるか、のいずれかのセットをつくる事で得点が獲得出来るのです。
何セットつくっても良いですが、一度セットとして組み始めたものは分解できず、他のセットと合わせる事も出来ないので、後半になると相手のセットが出来ないようにカードの獲得を妨害するなどかなり考えどころのあるプレイを楽しむ事が出来ます。
その上4色の柱による獲得カードの制限があるので、その読み合いはかなり深くまで楽しむ事が出来ます。
ちょっと最初はとまどうかもしれませんが、非常にプレイしがいがあるゲームですので、是非チャレンジして欲しいゲームです。
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