
今日のテーブルゲームのある風景は「キングスポートフェスティバル・カードゲーム」です。
タイトルで分かる通り、わざわざ「カードゲーム」と名前がついているのは「キングスポートフェスティバル」というボードゲームがすでにありまして、このゲームはその背景設定を共有したゲームとなります。
昨今日本では一部でやや歪んだ形ながら有名になっているクトゥルフ神話大系による小説を題材としていて、プレイヤーは邪神を崇める狂信者となって、正気度を失いながら有名どころの邪神を召喚してゆき、その邪神ごとに設定されている勝利点を競います。
ゲームとしてはダイスゲームで、自分のターンが来たなら専用ダイスを1個振り、その出た目によって場にならんでいる邪神カードのどれを獲得出来るかが決まります。
そして獲得した邪神カードは自分の手番で自由にプレイする事ができ、プレイするとダイスを追加で振れたり、特定の出目がでたとしてダイスを追加したり、または出目そのものを特定の出目に変更したりといった効果を持っています。
そしてゲーム中3回、邪神の僕となっているプレイヤーを撃退すべく、探索者が襲撃してきますので、それについては邪神カードをつかって防御してゆく事になります。
ゲームは9ラウンドで終了するのですが、場に並んでいるカード群の頂点に位置するアザトースをいずれかのプレイヤーが獲得しても終了となります(さすがは全てにして一つなる者です)。
邪神カードは1~6までの勝利点をもっていますので、手札としているカードの勝利点をすべて合計してその点数を競う事になります。
ダイスを振るといっても基本的に1つですし、ゲームとしては特定の出目が出たものとして扱うという邪神カードを利用した方が確実に次のカードを購入できるケースが多いので、邪神カードの組合せパズルのようになるゲームと言えると思います。
非常にシンプルなルールでプレイしやすく、ゲームのプレイ時間も30分そこそこで終われるものですから、あいた時間にちょっとプレイするのが良いのではないかと思います。
また、カード群の名前などは本当に有名どころばかりですし、クトゥルフ神話を読んでいる方だと「そんなもの召喚出来るわけないだろ」的な大御所がぞろぞろ出てきますし、そんなものがいたら人間である探索者など近寄る事も出来ないだろうにと思ってしまうのですが、まぁ、そこはあくまで名前だけの登場と思ってご容赦頂きたいと思います。
また、探索者も各小説から有名どころが出張ってきていますので、何故あなたがこんなところに!的な楽しみがあると思います。
ボードゲーム版の「キングスポートフェスティバル」とはまったくといってよいくらい違うゲームですが、手軽さという魅力はあがっていますので、お気軽に楽しんで頂けると思います。
「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街でボードゲームカフェとして子供から大人まで誰もがテーブルゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。


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