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テーブルゲームのある風景「花見小路」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「花見小路」です。
 日本人デザイナーの作品ですが作成は台湾であり、イラストレーターも外国の方で非常に国際色豊かな作品です。
 内容としては二人専用の対戦ゲームになっていて、プレイヤーは京都の高級料亭に通う裕福な客となって、自分の所に艶やかで芸も達者な名高い芸者を呼ぶ事を争う事になります。
 ゲームとしては対戦する二人の中央に7枚の芸者カードを並べて、各芸者ごとに設定されているお道具カードを手札からその芸者カードに配置する形で提供していきます。
 そして、ラウンドの終了時に対戦相手より多くのお道具カードを提供出来ている芸者さんを自分が獲得した事になり、4人の芸者を獲得した方のプレイヤーが勝利します。
 実は芸者さんには魅力度として2~5点の数字が設定されていて、4人の芸者を獲得しなくても、11点の魅力点を揃える事が出来ても勝利となります。

 さて、この獲得する為のお道具カードのプレイですが面白いルールをもっています。
 4枚のタイルが各プレイヤーに用意されていて、そのタイルを自分の手番に1つだけプレイして、同一ラウンド中は同じタイルをプレイ出来ないとなっています。
 つまり4枚のタイルを全てお互いにプレイすると次のラウンドとなる為、2人合わせて1ラウンドは必ず8手番行われるわけです。
 タイルは「3枚の手札を公開して一枚を相手が自分の所に配置し、残った二枚を自分が芸者の所に配置する」や「手札から2枚を伏せてゲームから取り除く」といった効果になっていて、お道具カードを芸者に配置するには必ず自分が公開したカードを相手が選んで配置してしまえる点が面白いと思います。
 変形ドラフトとみてもよいのですが、そうではない効果のタイルもありますのでかなり駆け引きを要求されるゲームです。
 
 カードイラストも独特の雰囲気をだしていて、非常に魅力的です。
 こんな風に日本国内に縛られずに海外の方の力も活用してテーブルゲームが作成されている事に驚くとともに、プレイしてみてその素敵なプレイ感に感心してしまいました。

 短いながらも濃厚な駆け引きの出来るゲームですので、お二人でちょっと短い時間でプレイしようかという時に是非プレイしてみて下さい。
 シンプルなルールながら非常にプレイしがいのあるゲームでお勧めです!

 「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街でボードゲームカフェとして子供から大人まで誰もがテーブルゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。
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 お一人様一日500円で、店内にある約450タイトルのボードゲームをどれでも好きなだけ遊んで頂けます。
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 もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。
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 ※ボードゲームについてはあくまでボードゲームカフェとして営業しておりますので、魔王の森ではミニチュアゲーム以外の販売はしておりません、ご了承下さい。

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