先日ルールが公開された新ゲーム、「エイジオブシグマー」ですが、旧来のモデルであっても全て使用可能ですし、そのゲーム上の数値もすでに公開されている為、本体発売前にお試しプレイを楽しむ事が楽々出来てしまう所が本当にありがたいし、全て「無料」でこれらが提供されている所がまさに太っ腹(笑)。
こういうある意味大雑把な部分というか、「皆で楽しもうぜ!」みたいなノリが根底に感じられて本当に好きなんですよね個人的に。
さて、「エイジオブシグマー」は言ってみれば無数の個別カードを自由に組み合わせ自分のデッキを作成して対戦するテーブルゲームであり、カテゴリーとしては戦略シュミレーションだと言えると思います。
それがカードやタイルではなく、台座にキャラクターが印刷された厚紙を差し込むかわりに、それと同じサイズのプラモデルを使うだけなので、ボードゲームやテーブルゲームを愛する方なら、なんの抵抗もなく楽しめるものだと思います。
場所をとるかと聞かれれば「エイジオブシグマー」に関していえばこたつ机程度があれば十分ですので、ボードゲームでそれよりも広い空間を必要とするものはいくらでもありますし、プレイ時間についてはおおよそ60分ですので、長いとは言えないどころかヘビィ級ボードゲームと比べたら短いでしょう。
対戦ゲームであり、一応基本は2人ですが、それが3人でも4人でも遊ぶ事は出来ます。
お金が追加でかかるという点については追加エキスパッションが続々と出でいるボードゲームは沢山ありますし、マジック・ザ・ギャザリングや遊戯王などをがっつりやる事にくらべたら、全然お金はかからないとも表現出来ます(もちろんお金をかけようと思えばそれなり以上にかける事は「出来る」ものではありますが「必須」であるとは言えません)。
何が言いたいかと言えば、実はそんなに構えなくてよくて、気軽に楽しめるゲームなんだって事です。
そして、これをメインの趣味にしようと思ったのなら、非常に懐の深いゲームなので、ある意味一生楽しむ事の出来る遊びでもある訳です。
ちょっと前置きが長くなってしまったのですが、そんな新発売のミニチュアゲーム「エイジオブシグマー」のお試しプレイをしてみました。
プレイは本当に直感的なものと言えると思います。
プレイヤーが「こんな風に動かしたい」というイメージをそのままプレイ出来るシュミレーションゲームで、何よりも事前の練習やお勉強をほとんど必要としません。
これは見た目から状況を解決しやすいというミニチュアゲームの良さの1つであったはずだと思います。
それでいて、白熱した展開が随所で飛び出してくれる楽しさにあふれていると感じました。
例えば先日のプレイではこんな感じです。
向こうから走り込んでくる悪魔の猟犬「カラナック」に弱兵である「ゴール・レイダー」が弓で射撃攻撃!
しかし気にせずに一気に距離を詰める「カラナック」。この機動力が「カラナック」の長所の1つです。
そして、たった一頭であっさりと「ゴール・レイダー」を蹴散らしてしまいます。
このあたり「カラナック」の圧倒的といっても良い攻撃力は設定上からも納得できて嬉しい限りです。
しかしそれは想定の内で、後ろで待機していた本命部隊「ベスティゴール」が「ゴール・レイダー」の死体を踏み越えて一気に肉薄して「カラナック」をしとめに群がります。
という感じでゲームは進むわけですが、こういった流れはアクションものや戦記ものの映画や漫画、アニメなどで良く見る光景だと思いますし、「エイジオブシグマー」ではそれを手軽に表現する事が出来る魅力があると思います。
そして何よりも素敵だと思うのが、複雑な手順や形式的な縛りを可能な限り排除してあるルールなので、「ルール縛り的な分からん殺しやハメプレイ」が非常にしにくいという点です(ちなみに出来ないわけではないと思います)。
お試しでプレイしてみた方からも、「他のゲームで「あれは出来ない」「そこはルール的に無理」などと言われて疲れてしまってもういいやと思ったけど、このルールなら楽しく遊べる」といった感想を頂けて非常に嬉しく思いました。
それでは戦略的に難しい事を考える余地がなくなったのか?と聞かれるとそんな事はないと思います。
シンプルなルールというのは単純にプレイヤーのその場のひらめきや、プレイされている配置からの読みや戦術といったものを直接反映しやすいとも言えるので、相手の行動や一手を読んで、またはおとりを使って誘導して、などといったプレイは大切な要素となると思います。
逆に言えば、ルールの後ろ盾によるお約束プレイはしづらくなってしまうわけで、定番、定石というものをいかに知っているかを大切にしたい場合にはシンプルなルールは向かないのではないかなと心配にはなります(それを楽しむ方も当然いると思いますので)。
でも、全体的に考えて、初心者でもとっつきやすく、予算をさほどかけずに始める事が出来て、さらにかけようと思えばそれなり以上にかける事が出来る今回の「エイジオブシグマー」はとても良いゲームだと個人的には思っています。
これからさらに楽しんでいきたいと思います。
蛇足ですが、ユニット性能については無料配布によってネット上で見る事が出来ますが、「俺ツエー」的な能力値ごり押しプレイも十分出来るだろうと思いますし、それらのユニットを使わないレギュレーションも自由にサークル単位で出来るのではないかと思います。
さらに、プレイヤーの行動を制限する変な能力のユニット達もいくつもいて、非常に遊び心満載のユニット性能となっているあたりからも、今回の「エイジオブシグマー」というゲームが、ユーザーに対してミニチュアゲームを「笑顔で楽しんでほしい」というメッセージが込められるているように感じられます。
個人的な意見で恐縮なのですが、私はこういうのかなり好きなので大歓迎だったりします(いや、自分で使う事はないとは思いますが(笑))。
こういうある意味大雑把な部分というか、「皆で楽しもうぜ!」みたいなノリが根底に感じられて本当に好きなんですよね個人的に。
さて、「エイジオブシグマー」は言ってみれば無数の個別カードを自由に組み合わせ自分のデッキを作成して対戦するテーブルゲームであり、カテゴリーとしては戦略シュミレーションだと言えると思います。
それがカードやタイルではなく、台座にキャラクターが印刷された厚紙を差し込むかわりに、それと同じサイズのプラモデルを使うだけなので、ボードゲームやテーブルゲームを愛する方なら、なんの抵抗もなく楽しめるものだと思います。
場所をとるかと聞かれれば「エイジオブシグマー」に関していえばこたつ机程度があれば十分ですので、ボードゲームでそれよりも広い空間を必要とするものはいくらでもありますし、プレイ時間についてはおおよそ60分ですので、長いとは言えないどころかヘビィ級ボードゲームと比べたら短いでしょう。
対戦ゲームであり、一応基本は2人ですが、それが3人でも4人でも遊ぶ事は出来ます。
お金が追加でかかるという点については追加エキスパッションが続々と出でいるボードゲームは沢山ありますし、マジック・ザ・ギャザリングや遊戯王などをがっつりやる事にくらべたら、全然お金はかからないとも表現出来ます(もちろんお金をかけようと思えばそれなり以上にかける事は「出来る」ものではありますが「必須」であるとは言えません)。
何が言いたいかと言えば、実はそんなに構えなくてよくて、気軽に楽しめるゲームなんだって事です。
そして、これをメインの趣味にしようと思ったのなら、非常に懐の深いゲームなので、ある意味一生楽しむ事の出来る遊びでもある訳です。
ちょっと前置きが長くなってしまったのですが、そんな新発売のミニチュアゲーム「エイジオブシグマー」のお試しプレイをしてみました。
プレイは本当に直感的なものと言えると思います。
プレイヤーが「こんな風に動かしたい」というイメージをそのままプレイ出来るシュミレーションゲームで、何よりも事前の練習やお勉強をほとんど必要としません。
これは見た目から状況を解決しやすいというミニチュアゲームの良さの1つであったはずだと思います。
それでいて、白熱した展開が随所で飛び出してくれる楽しさにあふれていると感じました。
例えば先日のプレイではこんな感じです。
向こうから走り込んでくる悪魔の猟犬「カラナック」に弱兵である「ゴール・レイダー」が弓で射撃攻撃!
しかし気にせずに一気に距離を詰める「カラナック」。この機動力が「カラナック」の長所の1つです。
そして、たった一頭であっさりと「ゴール・レイダー」を蹴散らしてしまいます。
このあたり「カラナック」の圧倒的といっても良い攻撃力は設定上からも納得できて嬉しい限りです。
しかしそれは想定の内で、後ろで待機していた本命部隊「ベスティゴール」が「ゴール・レイダー」の死体を踏み越えて一気に肉薄して「カラナック」をしとめに群がります。
という感じでゲームは進むわけですが、こういった流れはアクションものや戦記ものの映画や漫画、アニメなどで良く見る光景だと思いますし、「エイジオブシグマー」ではそれを手軽に表現する事が出来る魅力があると思います。
そして何よりも素敵だと思うのが、複雑な手順や形式的な縛りを可能な限り排除してあるルールなので、「ルール縛り的な分からん殺しやハメプレイ」が非常にしにくいという点です(ちなみに出来ないわけではないと思います)。
お試しでプレイしてみた方からも、「他のゲームで「あれは出来ない」「そこはルール的に無理」などと言われて疲れてしまってもういいやと思ったけど、このルールなら楽しく遊べる」といった感想を頂けて非常に嬉しく思いました。
それでは戦略的に難しい事を考える余地がなくなったのか?と聞かれるとそんな事はないと思います。
シンプルなルールというのは単純にプレイヤーのその場のひらめきや、プレイされている配置からの読みや戦術といったものを直接反映しやすいとも言えるので、相手の行動や一手を読んで、またはおとりを使って誘導して、などといったプレイは大切な要素となると思います。
逆に言えば、ルールの後ろ盾によるお約束プレイはしづらくなってしまうわけで、定番、定石というものをいかに知っているかを大切にしたい場合にはシンプルなルールは向かないのではないかなと心配にはなります(それを楽しむ方も当然いると思いますので)。
でも、全体的に考えて、初心者でもとっつきやすく、予算をさほどかけずに始める事が出来て、さらにかけようと思えばそれなり以上にかける事が出来る今回の「エイジオブシグマー」はとても良いゲームだと個人的には思っています。
これからさらに楽しんでいきたいと思います。
蛇足ですが、ユニット性能については無料配布によってネット上で見る事が出来ますが、「俺ツエー」的な能力値ごり押しプレイも十分出来るだろうと思いますし、それらのユニットを使わないレギュレーションも自由にサークル単位で出来るのではないかと思います。
さらに、プレイヤーの行動を制限する変な能力のユニット達もいくつもいて、非常に遊び心満載のユニット性能となっているあたりからも、今回の「エイジオブシグマー」というゲームが、ユーザーに対してミニチュアゲームを「笑顔で楽しんでほしい」というメッセージが込められるているように感じられます。
個人的な意見で恐縮なのですが、私はこういうのかなり好きなので大歓迎だったりします(いや、自分で使う事はないとは思いますが(笑))。
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