本日のテーブルゲームのある風景は「ペーパーダンジョンズ」です。
プレイヤーは戦士、魔法使い、僧侶、盗賊という基本中の基本といえる冒険者のグループを導いて、ダンジョンを突破し、アイテムを集めて宝を獲得し、ザコモンスターを排除しながらボスモンスターを討ちたおす事を目的とします。
ゲームとしてはロール&ライト、いわゆる紙ペンゲームで各プレイヤーには専用の用紙が配られて、それに書き込んでいく事でゲームが進行します。
ゲーム開始前に各プレイヤーには専用の用紙とともに自分の冒険者パーティの特性とボーナスが示されたカードが配られて、それによって少しづつ各プレイヤーの冒険者パーティに特色が出ます。
さらにダンジョンカードをランダムに引いて、それに記載されているダンジョンの壁やボスモンスター3種の位置などを各自の用紙に記入したらゲーム開始です。
毎ラウンド開始時に専用の六面体サイコロを6個振ります。
サイコロは白が3個と黒が3個となっていて、白と黒では出目の内容が微妙に違います。
また、ゲーム開始前に準備した各プレイヤーの冒険者パーティの特性によって、パーティメンバーの4人のうち2名が黒サイコロで、2名が白サイコロを利用出来るように準備しているので、冒険者のレベルアップなど個別な行動については色が同じサイコロでしかアクションが出来ません。
例えば戦士が黒サイコロ担当となっていた場合、戦士のレベルを上げるにはまず戦士マークの出目が出なければならず、そのサイコロが黒のサイコロでないと選択できないという事になります。
逆にパーティ全体での移動や回復ポーションの獲得などはサイコロの色や出目にかかわらず、アクション1回分消費すれば実行出来た事になります。
各ラウンドはラウンド開始時に振られた6個のサイコロのうち選んだ3個のサイコロの出目によって行動が決定されます。
選べるアクションとしては。
「キャラクターのレベルアップ」
「アイテムの作成」
「ダンジョンの踏破」
「回復ポーションの作成」
という事になり、4つのうち上2つはサイコロの出目によって行う効果がかわりますが、下2つはなんの出目でも実行出来ます。
基本的にはダンジョンを模してある正方形のマス目が6×7マスならんでいるマップに線を引いて冒険者パーティの移動を示して、その進路上にモンスターがいたならば戦闘となります。
さらに宝石があるマス目にいったならそれを獲得する事が出来ます。
他のアイテムにはまったく適用されないのですが、宝石だけは早いもの勝ちで、他のプレイヤーがその位置の宝石をすでに獲得している場合、同じ宝石は獲得出来ないという競争要素もあります。
ボス戦では冒険者パーティである4人の攻撃力(各キャラクターのレベルの合計)がボスモンスターの攻撃力よりも大きかった場合には倒せて報酬を獲得する事が出来ます。
ちょっとルール、というよりも処理する事が多く、ほーどゲーム初心者だとかなり大変なのが欠点ですが、ダンジョンへの冒険に行っている感が非常によくできていて是非プレイしてみてほしいゲームです。
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