今日で2021年も大晦日を迎えます。
今年は昨年よりもさらにコロナの影響が顕著となり、魔王の森としても営業を続けてゆくかどうか真剣に悩む日々が続きました。
様々な方にご迷惑をかけ、また様々な方のお力添えもあり、なんとか年末を迎える事が出来る運びになりました。
本当にありがとうございました。
正直なところまだまだ予断をゆるさない状態ではありますが、来年も魔王の森を営業してゆける形となったのは、ご利用して下さったお客様のおかげです、本当にありがとうございます。
今回のコロナについては本当に個人店にとってはあまりに辛い状況だったと思います。
当店のように飲食にまったく関係ない店舗だとただただ売上だけがなくなって、単純な感染リスクだけでいうならスーパーやコンビニのように大多数の人が出入りする場所の方がリスクが高く、またクラスタなども発生していたのに、出入の非常に少ない小さな店舗より安全であるかのような印象を様々な形であたえられたのは正直キツイものがありました。
また、マスクや感染対策の徹底の事を考えたなら、友人宅にあつまるよりも、小さなお店に集まった方がリスクが低減しうるのは家庭内感染が五割にのぼる状況下では考慮されてよかったはずで、友人宅でしっかりアルコール消毒やマスク着用の維持をどれだけ徹底できていたか考えたら、自宅に集まるリスクの方が相当高いと言わざる得ないのではないでしょうか。
現在においてもコロナについては収束しているわけでなく、今後もそう簡単になくなる事はないと考えられますので、必要な対策と冷静な判断が求められるのではないかと思います。
来年もまだまだコロナに振り回される年になると思いますが、何とかしておりあいをつけて営業してゆきたいと思っております。
コロナによって自宅にこもり人と話す機会が激減した結果、それがたったこの1年数か月の期間でしかないのに子供などには認識力や感情面、認知力などさまざまな点で影響が出ているなどいった発表をみたりすると、人と人とが会って話すというのはやはり代替えが効きづらいものなのかな、と想像したりもします。
そうした部分は結局本人がずっと背負わされて苦労するものなので、背負わなくてよい状況に出来るなら、または背負う可能性を減らす事が出来るなら、当然そうするべきだろうと思うのは至極あたりまえだと思います。
魔王の森ではボードゲームという人と人とが直接意思疎通する事を娯楽としている素材を扱っている事を意識して、これからもより多くの方に娯楽という形で直接意思疎通する場と、何よりもその「楽しさ」を提供し続ける事が出来たらと思っております。
今年ご来店頂き、当店の継続に力を与えて下さった皆様、本当に本当に心からありがとうございます。
また、新年にむけてこれから出会う皆様と素敵な出会いが出来ます事を期待しております。
そしてすべての皆様へ、心から良いお年をお迎えください。
来年も魔王の森をどうぞよろしくお願い致します。
