今日のテーブルゲームのある風景は「ツクルテン」です。
先ごろ開催されたゲームマーケット2021でも販売されたいわゆる同人ゲームで、サークル、ゲームNOWAさんの作品です。
数理的なパズルと確率によるゲームで特にストーリーなどはないのですが、その分トランプゲーム的に非常にシンプルかつ素直に楽しむ事が出来ます。
こうしたトランプゲームは駆け引きも当然あるのですが、運の要素をつよく出す事も出来て、誰とでも楽しむ事が出来るのが魅力だと思います。
さて、ゲームとしては1~7までの赤と青の二種類のカード(各色4枚づつ、つまり「2」が何枚かと聞かれたら8枚となります)の56枚を使用して遊びます。
各プレイヤーには初期手札として8枚が配られて、自分の手番の時にカードを1枚手札に加え、合計9枚のカードの数字の合計が「10」になる事を目指します。
そのままだと「1,1,1,1,1,1,1,1,2」などでしか「10」にならないので、とんでもなく確立の低い坊主めくりゲームになってしまうのですが、そこはしっかりとルールがあります。
ルールは3つで「3枚の連番を赤のみでつくったならその3枚の数字の合計は3枚の中で一番大きい数字にしてよい」「3枚の連番を青のみでつくったならその3枚の数字の合計は本来のものではなく3枚の中で一番小さい数字にしてよい」「同じ色かつ同じ数字3枚ならばその合計は本来のものではなく、「0」としてよい」のシンプルなルールです。
この3つのルールを利用して手札の合計をびったり「10」にするわけです。
1つのたとえですが赤いカードで456を作り、青いカードで456を作り、赤いカードで777と作ったならルールを利用すれば「10」になるという事になります(赤い連番の合計は「6」になり、青い連番の合計は逆に「4」になり、赤い(同色)同数字の合計は「0」になるからです)。
いずれかのプレイヤーが手札の合計を「10」にして上がったなら、その時の手札の組み合わせにによってボーナス得点を得る事ができます。
各プレイヤーがスタートプレイヤーを2回づつしたならゲームが終了して点数計算となります。
また、このゲームでは他のプレイヤーが捨てた最後のカードを利用してあがったりできる為、カードゲームのラミィににているように思います(役によるボーナス得点の概念があるので麻雀に似ているという捉え方もできます)。
非常にシンプルかつ短時間でサクサク遊べるので、ちょっと手の空いたときや、ゲームとゲームの間にはさんでも楽しむこ事が出来るので、是非プレイしてみて下さい。
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