今日のテーブルゲームのある風景は「アルハンブラ・カードゲーム」です。
「アルハンブラ」はタイル並べるゲームが2003年にゲーム大賞をとっていて、この「アルハンブラ・カードゲーム」はその名の通りカードゲーム版となります。
自分の宮殿(アルハンブラ)を建築してゆくテーマに違いはなく、「アルハンブラ・カードゲーム」ではその都度価格に支払うコインカードの色が変わる各建物カードを必要な枚数手札からコインカードを捨てる事で獲得してゆきます。
ゲームの準備としては建物カードとコインカードを別々の山札にしてよくきって用意します。
付属している横長のボードに上側にある4つあるスロットに建物カードを1枚づつ表向きに配置し、下側に4つあるスロットにはコインカードを1枚づつ並べます。
各プレイヤーは最初の手札としてコインカードの山札からカードを引いて表向きにして1枚づつひいて、そのコインの数字を足してゆきます。
合計値が20以上になったならめくるのをやめて、今までめくったカードを手札にいれます。
横長のボードには4種類のコインの色が描かれていて、それぞれの色のコインの上のスロットに建物カードが配置されている形となります。
建物カードには価格が決まっているのですが、その価格分のコインをスロットで指定された色のコインカードでのみ支払う事が出来るというシステムになっているのです。
プレイヤーは自分の手番になったなら、横長のボードの下の部分に並んでいるコインカードを獲得するか、手札のコインカードを規定の枚数捨て札にして建物カードを獲得するかの二択となります。
コインカードを獲得するにその数字の合計が5以下であるように獲得するか、1枚のみ獲得するかの2種類のうちどちらかとなります。
建物カードを獲得するには建物カードが配置してあるスロットのコインの色を確認して、その色のコインカードのみで、建物カードに記されている価格を払う必要があります。
この時お釣りが出ないので、出来るだけぴったり払う方が当然得なわけですが、このゲームではさらにぴったり払う事でそのまま連続で手番が出来るという大きな利点が生まれます。
理論的には連続で最大5手番まで行う事ができる作りになっています。
こうして建物カードを購入してゆき、ゲーム中3回ある決算の時に、建物の色ごとに最も「枚数」を所持しているプレイヤーが、より多くの得点を獲得します。
建物カードの枚数が重要であるなら、カードを獲得しやすくなる価格の安いカードを連続手番で獲得するのが最も勝利に近づく最短ルートとなるはずですので、どのプレイヤーもそれを狙ってきます。
ルールとしてはカードを引くか?獲得するかの二択しかないながら考えどころも多く、プレイしがいがあります。
ぜひプレイしてみて欲しいゲームです。
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