今日のテーブルゲームのある風景は「それはオレの牧場だ」です。
このゲームではプレイヤーは自分の羊の群れをより広い牧草地へと散開させてお腹いっぱい牧草にありつく事が目的となります。
ゲームとしては非常にシンプルな陣取りゲームです。
6角ヘクスで構成された盤面を中央に用意して(この盤面についてはプレイヤーが作成してゆきます)、各プレイヤー16個からなる羊トークンをうけとります。
まず先手プレイヤーから時計回り順番に、自分の羊トークン16個すべてを積み上げて、盤面の外周のマスいずれかのマス目に配置します。
全員が配置を終えたなら先手プレイヤーからゲーム開始です。
プレイヤーは自分の手番がきたなら、盤上にある2個以上積んである自分の羊トークンの山を1つ選び、それを好きなトークン数(ただし整数です)で二分割して片方を空いているマス目の方向1つを選んでまっすぐ、盤面の外周マスにたどりつくか、他の羊トークン(自分のも含めて)に当たるまで一直線に必ず前進させて、ぶつかったならばそこにそのトークンを配置します。
ですので、最初の一周は16枚積み上げた山しかなのいで、それを1と15や7と9、または2と14などなどどのように分けてもよいので分けて、片方を一直線に進ませた位置に配置するというわけです。
それ以降は自分の山が2つ以上あるなら、どれかの山を選んで分けてから片方を移動するというのを繰り返すわけです。
他のトークンは「飛び越えられない」ので、周囲がトークンと外枠しかなくなった山はそれ以上まったく移動する事は出来なくなってしまいます。
ですので、そうした事態をなるべくさけるように移動を繰り返してゆくことになります。
運の要素はなにもなく、いわゆる囲碁・将棋系のゲームですが、3人や4人でプレイ出来る事が大きく違います。
特に3人でのプレイは拮抗状態がつくりずらく、非常に白熱した展開になります。
ゲームの特性上終盤を迎える前の段階で終わりの形が見えてしまう事が多いのですが、プレイ時間そのものが3人で15分程度ですので、「あー、これは失敗した」などと言っている間に勝敗がすっきりつくのも良い点だと思います。
負けが確定して段階でだらだらとプレイしなくてはいけないのは苦痛でしかないですから(笑)。
とても良いゲームなので、是非プレイしてみてほしいと思います。
さて、ゲームとは関係ないのですが、このゲームのタイトルは実は他のゲームに非常に良くにています。
「それはオレの魚だ」というやはり複数のプレイヤーが参加する陣取りゲームがあって、そちらの方はHey thats my fishが原題ですので、まぁ、そういうタイトルになるよね、というゲームです。
このゲームのタイトル「それはオレの牧場だ」はまるでそのゲームの姉妹版か続編かと誤解しかねないのですが、実際にはゲームデザイナーもメーカーさんも違うゲームです(日本代理店は一緒です)。
そして、「それはオレの牧場だ」の原題は「Battle Sheep」なのです(笑)。
なんで全然違う訳のタイトルにしたのかちょっと興味がわいてしまうボードゲームこそこそ話でした(笑)。
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