今日のテーブルゲームのある風景は「ティカル新版」です。
プレイヤーはジャングルの探検隊となって、密林の奥へとわけ入り、古代の偉大なる遺跡を発見して、それを自分達のものとして囲い込んだり、発掘した遺物を揃えて価値を高めたりといった事で得点をえてゆきます。
実は20年くらい前に発売されたゲームなのですが、一昨年に駒やタイルなどが非常に豪華な記念セットとして発売されたもので、今でも十分面白く、プレイしがいのあるゲームとなっています。
ゲームとしてはアルファベットによってある程度のグループわけされた探索タイルをそのグループごとにわけてよく混ぜて、その後アルファベットのAのグループが一番上にくるようにグループをアルファベット順番に重ねて山札として用意します。
そしてメインとなるボードゲームを広げて各プレイヤーは自分の色の探検隊駒をもったらゲームがスタート出来るシンプルな準備のゲームとなります。
実はこの準備が簡単というのはポイントが高くて、面白いゲームでもゲームを始める為の準備が複雑で細かいものは、どうしても敬遠されてしまいます。
さて、ゲームが始まって自分の手番が来たなら探検タイルを1枚引いて、それを配置しなければなりません。
メインボードには6角のマス目で仕切られていて、探検家タイルも六角形なので、そのマス目に入るように配置するわけですが、この時他のタイルと辺で接するように、かつそのタイルへの入り口がつながるようにしか配置する事は出来ません。
探検タイルを配置したなら次に10ポイントのアクションポイントを獲得して、それを使って様々な種類のアクションを行う事が出きます。
アクションの種類として大切なのは自分の探検チームのメンバー駒を手元から盤面に出し、かつ必要な探検タイルに進ませる事で、このゲームではこれが得点を獲得するメイン行動となります。
それ以外にもテントを用意したり、得点を伸ばす為に発掘効果を使用してみたりと多彩なアクションが用意されています。
10ポイントのアクションポイントを使い切ったならば手番は終了となります。
これを繰り返していって、探索タイルの最後の一枚が引かれたならばゲーム終了です。
探検タイルの中には火山のタイルが3枚混じっていて、それが引かれた時とゲームが終了した時に得点計算をして、もっとも多いプレイヤーが勝利となるのですが、得点の方法は遺物を集める事と、なにより遺跡ヘクスにいる探検家駒が一番多いならば高い得点を得る事が出来るわけです。
その為点数の高い遺跡ヘクスでは熾烈な場所争いがおこったり、またはそこでの争いには参加しないで他の遺跡を複数納める人がいたりとかなりプレイヤーの思惑が入り混じる展開になってくれるのが面白い所です。
ゲームのルール自体は簡単なので、ボードゲームを少し経験していれば誰でもプレイ出来ると思います。
絶妙の駆け引きによって相手を出し抜くゲームですので、是非プレイしてみて欲しいと思います。
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