
今日のテーブルゲームのある風景は「エターニティ」です。
独特な幻想的なイラストが美しいカードゲームで、ボードゲーム用語でいう所のトリックテイキング、つまり各プレイヤーが手札から一枚づつカードを出して、もっとも強いカードを出したプレイヤーがそのワンセットに勝利するという行為を手札の枚数だけ繰り返すタイプのゲームとなります。
カードは全部で3種類あって、赤と黄色と青となっていて、いずれも木々と人のシルエットのような特徴的なイラストが目をひくと思います。
ゲームとしては手札にカードが配られて、さらに場のカードとしてランダムに規定の枚数を引いて、それをテーブルの中央に各色ごとに分配して並べておきます。
そしてスタートプレイヤーから順番に手札からカードを1枚づつプレイしてゆくのですが、スタートプレイヤーがプレイしたカードと同じ色を持っているならば、それ以降のプレイヤーは「必ず」プレイしなければいけません。
そして各プレイヤーが1枚づつカードをプレイしたなら、スタートプレイナーが出したカードと同じ色のカードのみの中で、もっとも大きな数字をプレイしたプレイヤーがその回に勝利した事になり、プレイされていたカードを自分に前に重ねた状態にして置いておきます。
さて、この各プレイヤーがカードをプレイする時なのですが、規定の人数までのプレイヤーはプレイしない事を選んでパスを宣言し、何色のカードでも良いので1枚カードを伏せて自分の前に置いておく事が出来ます。
ラウンド終了時にパスを宣言していたプレイヤーは伏せていたカードを表にして、ゲーム開始時に各色ごとにならべておいたカードのグループのその色の所にならべます。
この並べられているカードについては、実はもっとも多い枚数の色が「切り札」となります。
このゲームにおいて「切り札」とは、本来スタートプレイヤーがプレイしたカードの色と同じ色である事がカード獲得の必須条件なのが基本ルールですが、それを打ち破るもので、スタートプレイヤーが何色のカードをプレイしていようとも「切り札」と同じ色のカードが勝利するというルールなのです。
プレイする時にはスタートプレイヤーがプレイした色と同じ色のカードをプレイ「しなければならない」なので、自由に「切り札」をプレイ出来るわけではないですが、その「切り札」となった色をプレイしたのなら、勝敗に大きく影響する事になります。
さらに、このパスをする事で樹木トークンを獲得出来ます。
樹木トークンをもっている状態ラウンドに勝利すると、獲得してきたカード束の上に呪文トークンを配置する事が出来ます。
これがゲーム終了時に得点を伸ばすチャンスとなってきます。
手札を使い切ったならゲームは終了して、獲得していたカード束の個数とパスによって獲得していた樹木トークンを加えたものが得点になります。
ただし、獲得していたカード束よりも樹木トークンが多い場合には、得点は「0」になるというルールがあるため、パスを不用意にするわけにはいかないといったバランスになっています。
カードゲームにおける「トリックテイキング」と呼ばれるジャンルのゲームとしてはかなり素直なつくりになっていてる為、あまりそうしたルールに馴染みがない方でも、プレイしやすいのではないかと思います。
そして何よりも美しいイラストを是非一度は見て頂きたいと思うカードゲームですので、プレイしてみて下さい。
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