今日のテーブルゲームのある風景は「ハーベストダイス」です。
プレイヤーは農家となって自分の畑に上手に野菜を植えつつ、飼っているブタさんに余った野菜を与えて育ててゆく事を目的とします。
ゲームとしてはいわゆるダイスゲームで、オレンジ、緑、赤の色つき6面体サイコロを各3個づつ、合計9個をいっぺんに振って、振ったプレイヤーから順番に最後の1個になるまでダイスを出目を変えないように気を付けて獲得してゆきます。
各プレイヤーには専用のシートをゲーム開始時に1枚づつくばっておいて、ダイスを獲得する毎にその色に応じた野菜をシートの畑ゾーンに書き込んでゆきます。
畑ゾーンはダイスの出目の1~6に対応した横6マスと、縦に3マスの長方形になっています。
ダイスを獲得する毎にその出目の縦列3つのいずれかにオレンジならにんじん、緑ならキャベツ、赤ならトマトの絵、または文字を書き込むのですが、同じ種類の野菜はかならず縦横のいずれかに隣接していなければ書き込めないというルールがあります。
つまり、赤の出目1のダイスを受け取ったなら、1の列の3マスいずれかにトマトを書き込むのですが、次に赤のダイスを獲得する場合には、出目が1か2でないと書き込めないというわけです。
最初の1個はどこにでも書き込めるので、この場合でもキャベツやニンジンはどの出目でも書き込めます。
あくまで同じ種類の「2個目以降」が制限をうけるのです。
さて、書き込めなかったダイスについては、ブタさんがご飯として食べてしまいます。
シートの畑ゾーンの下にブタさんゾーンがあるので、そこの〇をダイスの出目の分だけ埋めてゆきます。
6個うまるごとにボーナスがあって、ボーナスを行使すると、ダイスを獲得する時にプラスマイナス1する事が出来るようになります。
各プレイヤーが1個づつ獲得するを、振ったダイスが最後の1個になるまで行うのですが、最後の1個は誰も獲得出来ません。
そのダイスは出目は関係なくなり、シートのブタさんゾーンの横にある、野菜の価値ゾーンの、最後に残ったダイスの色に応じた野菜の所を全員1個埋めるのです(ですので野菜の価値ゾーンは常に参加している全プレイヤーが同じになっています)。
ゲームは3つあるゾーンのいずれかのマスが全てうまったなら終了となって、畑ゾーンに書き込んだ野菜の数×野菜の価値ゾーンの該当する野菜の価値という計算をニンジン、キャベツ、トマトの各種ごとに行ない、畑ゾーンの横列を全て埋めたり、書き込んだ野菜の数が一番多い毎にボーナス、そしてブタさんの列ボーナスなどが加算されて、もっとも得点の大きいプレイヤーの勝利となります。
ダイスゲームで運の要素もほどよくありながら、獲得するダイスの種類で3種類ある野菜の価値が決まったり、出目によってはブタさんのご飯になってしまったりとなかなか考えどころもあるゲームです。
手軽に出来るダイスゲームとして、是非プレイしてほしいゲームです。
「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街で「お洒落しないで普段着で気軽に利用出来るボードゲームサロン」をテーマに、子供から大人まで誰もがボードゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。
お一人様一日500円で、店内にある約950タイトルのボードゲームをどれでも好きなだけ遊んで頂けます(たまに質問されるのですが、追加料金等は一切ありません。より多くの方がボードゲームに親しんで頂けるように価格を安く設定させて頂いております)。
ボードゲームに興味はあるけどプレイした事がないという方でも、店員が丁寧にどのゲームでもルールや遊び方を説明しますし、グループでこられた場合などでも遊んでみたいゲームの雰囲気やニュアンスを言って頂ければ、プレイ人数や時間などに応じてゲームを紹介、ご案内させて頂きますし、そういった相談も喜んでお受けいたしております。
もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。
お一人でもグループでも、是非お気軽にボードゲームを楽しんでいってください!
※ボードゲームについてはあくまでボードゲームカフェとして営業しておりますのでボードゲームの販売はしておりません、販売についてはミニチュアゲームのみとなっておりますので、どうぞご了承下さい。
| 06:21
前の記事
2018年10月26日
次の記事
2018年11月01日
コメント