今日のテーブルゲームのある風景は「レイド」です。
このゲームではプレイヤーはヴァイキングの族長となって怪物がひしめく危険な海域を略奪を行ないそれを交易として売って利益をえつつ、村であらたな船員を補充し、船を改良してさらなる困難へと立ち向かって栄誉を勝ち取る事を目的とします。
ゲームとしてはプレイヤーは個人ボードとしてヴァイキング船ボードと手番順に応じてヴァイキング駒を受け取ります。
そしてゲームボードの所定の場所にタイルをランダムに配置します。
タイルは裏面に1~4までの数字がふってあるので、各数字ごとにまとめて、最初は1のタイルのみを使用してゲームボードに配置します。
配置した1のタイルを使い切ったならば2のタイルを改めて配置しなおして第2ラウンドをプレイする事になり、ゲームとしては4ラウンド行うという事になるわけです。
そして港タイルをスタートマスに配置して、各プレイヤーの船駒をそこに配置したならゲーム開始です。
さて、準備が出来たらスタートプレイヤーからゲームボードに示された海路順にそってどれだけでも自分の船駒を進める事が出来て、海路はゲームボードに配置されたタイルにそって一周してスタートマスに戻ってくる形になっている為、一応何もせずに一気に一周する事も可能です(まずしないでしょうが)。
さて、好きなだけ進んで、いずれかのタイルの前に自分の船駒を配置したなら手番終了です。
この時、ゲームボード上及びタイルの通過矢印のマークがついた場所を通り過ぎたならば、新たにヴァイキング駒を貰ったり、得点を獲得したり、または怪物と戦いになって自分のヴァイキング駒を失ったりします(ちなみに特殊な状況を除いて通過矢印マークのタイルの前で移動を終了させる事は出来ません)。
そして次の手番プレイヤーの番となるのですが、このゲームでは席順に手番が回ってくるのではなく、海路上の船駒が一番後ろになっているプレイヤーが手番プレイヤーとなります。
最後尾のプレイヤーは自分の手番開始時に、自分の船駒の場所のタイルを獲得し(つまり船駒が到着した時ではなく、出発する時にタイルは手に入るわけです)、その後直前の他のプレイヤーの船駒までの間のタイルを全て破棄します。
その上で好きなだけ進んで次のタイルを獲得する形になるのです。
タイルには様々な種類があり、怪物と戦うときに有利になるもの、スタートポイントまで戻った時にヴァイキング駒が補充されるもの、略奪品とそれを得点化する交易所のもの(つまり略奪品タイルは得点化の交易所タイルを獲得出来なければ得点化出来ません)、ゲーム終了時に特定の条件で得点を増やせるものなどがあります。
タイルはその種類に応じて各個人のヴァイキング船ボードに配置するのですが、その時に盾のイラストが増減する事があります。
盾のイラストの数がヴァイキング船ボードに乗せておける(つまりプレイヤーが保持できる)ヴァイキング駒の上限となるので大切な要素となります。
こうして一周するごとに港タイルの条件に従って得点を得て、最終的に交易による得点、怪物退治による得点、特殊条件による得点を合計したものが勝利点となります。
ゲームのルールは非常にシンプルにまとまっていて、ボードゲームにあまりなれていない方でも十分プレイ出来ますし、どこまで進んだら良いのかというのがこのゲームの根幹ですので、進み過ぎてもダメ、でも欲しいタイルの所にいかないと他のプレイヤーに取られてしまうという部分が程よい考えどころとなっていて面白いです。
是非プレイしてみて欲しいゲームです。
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