今日のテーブルゲームのある風景は「MOW」です。
プレイヤーは牧場主となって放牧している牛を管理しているのですが、牛には蠅がたかってしまっている牛もまじってしまっているのです。
自分の牛舎に蠅がたかっていない牛をちゃんとつれてかえってこれるかどうかという設定なのですが、蠅がたかっている牛ってどんなんだろう?とちょっと考えてしまう部分もある背景です(笑)。
ゲームとしては、カードゲームでまず山札をよくきって各プレイヤーに6枚づつくばります。
カードには牛とともに0~16のいずれかの数字が描かれていて、プレイヤーは自分の手番がきたなら、場に一列にならんでいるカード列の前側か後ろ側に手札からカードを1枚プレイしなければいけません。
前側にだす場合にはその列の先頭のカードよりも小さい数字、後ろ側に出す場合には列の最後尾のカードよりも大きい数字をプレイしなければならず、それが出来ない場合は列のすべてのカードを引き取って自分の手元に伏せて置き(手札にはまぜません)、自分の手札から1枚を場に出す事で、そこから列が再びつくられてゆく事になります。
そして、手番の最後に山札からカードを1枚引きます。
ですので、プレイ中は常に手番終了時には手札は6枚になっているわけです。
山札がなくなり、その後場の列をだれかが引き取ったならば、その瞬間にゲームは終了します。
引き取った(大抵の場合には引き取らされた)カードを見て、イラストの中の蠅の数をかぞえます。
その蠅の数がそのままマイナス点になるわけです。
もちろんマイナスがもっとも少ないプレイヤーが勝者となります(このゲームでは「0」点が最高点です)。
特殊なカードも何枚かあり、手番順を逆まわりにしてみたり、すでに作られている列の間に割り込むようにして場に出せたり、他のカードの上に配置出来てしまったりといったカードで、ここぞという時につかうと予想が大幅にズレる為に強力です。
ゲームのルールは非常にシンプルで、それでいて考えどころもちゃんとあるゲームですのでボードゲームにあまりなれてないプレイヤーでも楽しめるゲームだと思います。
いかにして自分ではなく他のプレイヤーに列をひきとらせるかを良く考えてプレイしてみて下さい。
「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街で「お洒落しないで普段着で気軽に利用出来るボードゲームサロン」をテーマに、子供から大人まで誰もがボードゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。
お一人様一日500円で、店内にある約850タイトルのボードゲームをどれでも好きなだけ遊んで頂けます(たまに質問されるのですが、追加料金等は一切ありません。より多くの方がボードゲームに親しんで頂けるように価格を安く設定させて頂いております)。
ボードゲームに興味はあるけどプレイした事がないという方でも、店員が丁寧にどのゲームでもルールや遊び方を説明しますし、グループでこられた場合などでも遊んでみたいゲームの雰囲気やニュアンスを言って頂ければ、プレイ人数や時間などに応じてゲームを紹介、ご案内させて頂きますし、そういった相談も喜んでお受けいたしております。
もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。
お一人でもグループでも、是非お気軽にボードゲームを楽しんでいってください!
※ボードゲームについてはあくまでボードゲームカフェとして営業しておりますのでボードゲームの販売はしておりません、販売についてはミニチュアゲームのみとなっておりますので、どうぞご了承下さい。
| 04:35
前の記事
2018年04月20日
次の記事
2018年04月21日
コメント