今日のワンモデルはミニチュアゲーム「ウォーハンマー40000」の外宇宙からの侵略者であり、決して交わってはいけない存在、怪物と怪獣のみで構成されている「ティラニッド」勢力から「ハルスペックス」です。
ウォーハンマー40000では膨大な設定資料と物語によって様々な勢力の歴史やそのユニット達の特徴や発見された戦場、どのように活躍したかなどがサポートされているのですが、ティラニッドはとにかく異質の存在で、ある意味において完全な敵役と言って良いものです。
機械を持たず、すべて生命体で構成されており、怪物や怪獣の大軍団が不気味な生命体の体内に満載されて宇宙を航行し、標的とした惑星の成層圏から地表へと怪獣達とともに細菌にもにた胞子をばらまき、あらゆる有機物を喰らい尽くして不毛の荒野にしては次の惑星を目指す、その行動原理は「飢え」のみであり、交渉も共闘も降伏も全ては無意味であり、意思疎通すら不可能な存在。
アニメや映画においてこれほど完璧かつ不気味な敵役はいないのではないでしょうか。
そうしたティラニッド勢力には数多くの怪物や怪獣が確認されているのですが(意思疎通が全く出来ないので、呼称などは人類側が勝手につけたものです)、この「ハルスペックス」はパワードスーツ兵すらやすやすと丸呑みにしてしまう存在で、距離をとっての攻撃力はないのですが、突進してきた「ハルスペックス」を支える事の出来る存在もほとんどいないでしょう。
自分の胴体ほどの巨大な口を触手とともに開いて、周囲を攻撃するとともにひときわ長い舌ににた器官で獲物を掴み取るとそのまま丸呑みしてしまいます。
異常な吸収力と循環機能をもっているのか、食べれば食べた分だけ外傷が回復してゆくため、歩兵の中に飛び込まれたならダメージを与えるそばから周囲の兵士を貪り食って回復してゆく不死身とも思える戦闘能力をゆうします。
接近されるまえに強力な電磁砲や熱線砲による集中砲撃によって葬らなければ、歩兵部隊にとってただ死をむかえるだけでなく、敵の力にされてしまう恐怖がつきまとうのです。
「ハルスペックス」との白兵戦は歩兵にとって確実なる無念の死を意味していると言えるでしょう。
写真のモデルは「ハルスペックス」の最大の特徴である触手を展開した口蓋のインパクトを非常によく表現していて、ぬらついた口の中が写真からでも伝わってくると思います。
シンプルな配色は生物としてのリアリティをだしているとともに、口の部分のインパクトをより一層引き出す役にもたっています。
こうした見た瞬間の印象を重視したペイントは、ミニチュアゲームでは特に有効に感じるもので、実際プレイ時にはこうしたインパクトあるモデルの方が戦場にならべた時、動かしている時はよりリアルに、より格好よく見えるものだったりします。
素晴らしいモデルに仕上がっていると思います。
「魔王の森」は四日市市のアーケード街の三番街にあって、ウォーハンマー40000、エイジ・オブ・シグマーといったミニチュアモデルの販売をしております。
これらについては独自の背景設定をもったSF的な戦闘機械からパワードスーツなどの歩兵部隊、剣と魔法の世界のモンスターやドラゴン達など様々なプラモデル商品となっており、そのすべてに能力値が設定されていて、作り上げたモデルを使用してゲームをプレイする事が出来て、それはまるで映画やアニメのようなビジュアルの戦闘を楽しむ事が出来るのが大きな特徴です。。
ウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのモデルについてはお探しの商品がなかった場合でもお取り寄せさせて頂けますので是非ご相談下さい。
またモデルのペイントについてもシタデルカラーシリーズを多数揃えて販売しておりますので、是非ご利用下さい。
そして、店内ではこうしたモデル達を使用したミニチュアゲームの無料体験プレイも随時受け付けておりますし、普段からプレイ出来るようにプレイングスペース(ジオラマのような戦場になります)をご用意しております。
見学も自由ですし、ゲームのルールなども丁寧にご説明しますのでお気軽に声をかけて下さい。
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