今日のテーブルゲームのある風景は「SUKURA HUNT」です。
日本特有の形をもっている「桜の花見」をテーマにして、青空に輝く桜から夜桜にいたるまで、桜の美しさを堪能しようとプレイヤーは良い場所をとり、時に酒を飲みながら花見を楽しむ事を目的としています。
ゲームとしては花見のルートともなる4つの列の先頭に専用のカードを配置し、それぞれのカードの隣に各プレイヤーの担当色のチップを1枚づつ配置しておきます。
1~10までの数字の振られた桜カードと酒カードをよくまぜて山札にして、各プレイヤーに規定の枚数配り、さらに各プレイヤーは自分の担当色のチップを1枚だけもちます。
ゲームが開始されたなら、時計まわりに手番がまわるのですが、自分の手番になったら、山札からカードを1枚引く、4つの列のいずれかに手札からカードを一枚配置する(カードは左詰めにして空間をあけないようにします)。
または手札から2枚のカードを出して、4つの列にならんでいるいずれかの桜カード1枚とセットにして獲得するのいずれかを行ないます。
このセットにして獲得するという行為がこのゲームのメインとなっていて、得点もこれによって決定されます。
ここでいうセットにするとは、手札からプレイする2枚と列に並んでいる1枚の桜カードの数字が「3枚とも同じ」か、「3枚で連番(2,3.4や7,8,9など)」かのどちらかの条件を満たしていなければなりません。
自分の手番には列にカードを出すか、手札とセットにするかの二択になっているため、下手に自分の手札でセットになっているからと安易に列に出すと、他のプレイヤーに持っていかれてしまう事になってしまいます。
また、列のどの位置のカードを使用してセットをつくったかも大切で、列には6枚までのカードが並ぶのですが、真ん中あたり(つまり4枚目)の桜カードに手札のカードを合わせてセットにするとより高い得点ボーナスがもらえるようになっています。
さらに、各プレイヤーは4つある各列の桜カードは一度しかセットにする事が出来ず、一度行った列に欲しい数字の桜カードがあとから並べられても、それを使ってセットをつくる事は出来ないのです(桜カードを獲得した時にゲーム開始時に準備してあった自分の担当色のチップをそのカードのあった場所に配置しておきます)。
こうしてカードを獲得または列に配置してゆき、4つの列全てに6枚づつ桜カードが並んだ、またはすべてのプレイヤーが4つの列全てに自分の担当色のチップを配置したならゲームは終了します。
得点計算はゲームが終わった段階で、自分が獲得してある桜カードがより長く連番であるほど高得点が得られ、さらに同数時の3枚セットごとに得点が獲得出来ます。
非常にシンプルなルールでありながらしっかりと駆け引きをする事が出来て、特に他のプレイヤーが獲得している桜カードは公開されている為、どの数字の桜カードが欲しいかが一目瞭然になりやすいため、そのカードをいかに抑え込むかという部分がむずかしく、同時にそうならない為に自分が足りないと思っている数字の桜カードを対戦相手に出来るだけ気づかれないような順番でセットをとってゆく事が求められます。
是非プレイして欲しい面白いゲームです。
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