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テーブルゲームのある風景「ブループリント」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「ブループリント」です。
 プレイヤーは建築家となって、渡された設計図(青写真)をもとに建築してゆき、その青写真通りにつくれるかどうかを競います。
 とはいえ、そこは芸術的なコンテストでもあり、見事な素材を選択し、それをより美しく集める事によっても大きな栄誉も与えられる為、ときとして青写真を無視したものが栄誉をえるかもしれません。

 ゲームとしてはダイスつなげたり、積み上げたりする事で規定の形を作るもので、ラウンドの開始時に各プレイヤーにはどのような形にダイスを配置すればよいかの青写真カードがランダムに配られます。
 この形は千差万別ですが、一応下の段は2×3の合計6個のマス目となっているため、最大でダイス6個が下の段に配置されるのですが、基本的には二段目、または三段目まで配置するように指示されているので、下の段のマス目が埋まる事はありません。
 各プレイヤーに青写真カードが配られたなら、それをプレイヤーはついたての後ろに隠します。
 つまりプレイヤーはついたての後ろで作業をするわけです。
 こうしてから、全てのダイスを袋にいれて、プレイ人数に応じて決められた六面体のダイスをとりだして振ります。
 そして、その中から各プレイヤーは自分の手番に1個のダイスをとってついたての裏で青写真カードの上に配置してゆきます。
 この時ダイスの上にダイスを重ねる時は、したのダイスと同じ出目か、より大きい出目しか重ねる事は出来ないというルールがあります。
 もちろん、一度配置したダイスは移動させてはいけないのですが、なにせついたての後ろで作業をしているので、そこはプレイヤーが正直にルールを守っている事が大前提となっています。
 ダイスをとって配置したなら、袋から新たに1つのダイスを取り出してふって、加えます。
 つまり手番順がどうであろうとも、選べるダイスの数については統一されているのです。
 こうして手番を勧めて、6回の手番がおわったならラウンドは終了します。
 すべての青写真カードはダイス6個で組みあがるようになっているのです。
 実は、よほどのダイスの出目がかたよっても青写真通りにはダイスは組み上げる事が出来るはずです。
 問題となるのはダイスは4色あって、それぞれの色によってボーナス得点があるのです。
 袋からランダムに取り出しているので、色ボーナスを得られるように選ぶ事が困難になっているし、そもそも運も大きく影響します。
 このダイスの色ボーナスを狙いすぎると組みあがらないという事態も起こりえます。
 さらに、青写真とは異なり、偉業ボーナスという規定もあります。
 6個のダイスの出目を全て異なるものにする、少なくとも5個は同色のダイスを使うなど5種類ほどあり、それも狙いに行く事でかなり有利になるのです。
 ラウンド終了時に青写真の完成得点とダイスの色ボーナスを加えたものを得点として、順位を決定します。
 1位から順に金賞、銀賞とカードを獲得します。
 実はブループリントでは、この金賞、銀賞(人数によっては銅賞もあります)カードと偉業カードの得点のみが勝敗を決めるものになっています。
 青写真カードのポイントとダイスのポイントはあくまで金賞、銀賞カードの獲得を決めるものですので、各ラウンド毎にリセットされる事になります。

 ルールはシンプルですが、ダイスの選択などかなり悩ましい部分のあるゲームで、プレイ時間も短く非常に楽しいタイプのゲームです。
 ボードゲームの初心者の方でも分かりやすいゲームですので、是非プレイしてみ欲しいと思います。

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