1. HOME >
  2. 店長ブログ >
  3. テーブルゲームのある風景「ブループリント」

店長ブログ

テーブルゲームのある風景「ブループリント」

FxCam_1522223490605
 今日のテーブルゲームのある風景は「ブループリント」です。
 プレイヤーは建築家となって、渡された設計図(青写真)をもとに建築してゆき、その青写真通りにつくれるかどうかを競います。
 とはいえ、そこは芸術的なコンテストでもあり、見事な素材を選択し、それをより美しく集める事によっても大きな栄誉も与えられる為、ときとして青写真を無視したものが栄誉をえるかもしれません。

 ゲームとしてはダイスつなげたり、積み上げたりする事で規定の形を作るもので、ラウンドの開始時に各プレイヤーにはどのような形にダイスを配置すればよいかの青写真カードがランダムに配られます。
 この形は千差万別ですが、一応下の段は2×3の合計6個のマス目となっているため、最大でダイス6個が下の段に配置されるのですが、基本的には二段目、または三段目まで配置するように指示されているので、下の段のマス目が埋まる事はありません。
 各プレイヤーに青写真カードが配られたなら、それをプレイヤーはついたての後ろに隠します。
 つまりプレイヤーはついたての後ろで作業をするわけです。
 こうしてから、全てのダイスを袋にいれて、プレイ人数に応じて決められた六面体のダイスをとりだして振ります。
 そして、その中から各プレイヤーは自分の手番に1個のダイスをとってついたての裏で青写真カードの上に配置してゆきます。
 この時ダイスの上にダイスを重ねる時は、したのダイスと同じ出目か、より大きい出目しか重ねる事は出来ないというルールがあります。
 もちろん、一度配置したダイスは移動させてはいけないのですが、なにせついたての後ろで作業をしているので、そこはプレイヤーが正直にルールを守っている事が大前提となっています。
 ダイスをとって配置したなら、袋から新たに1つのダイスを取り出してふって、加えます。
 つまり手番順がどうであろうとも、選べるダイスの数については統一されているのです。
 こうして手番を勧めて、6回の手番がおわったならラウンドは終了します。
 すべての青写真カードはダイス6個で組みあがるようになっているのです。
 実は、よほどのダイスの出目がかたよっても青写真通りにはダイスは組み上げる事が出来るはずです。
 問題となるのはダイスは4色あって、それぞれの色によってボーナス得点があるのです。
 袋からランダムに取り出しているので、色ボーナスを得られるように選ぶ事が困難になっているし、そもそも運も大きく影響します。
 このダイスの色ボーナスを狙いすぎると組みあがらないという事態も起こりえます。
 さらに、青写真とは異なり、偉業ボーナスという規定もあります。
 6個のダイスの出目を全て異なるものにする、少なくとも5個は同色のダイスを使うなど5種類ほどあり、それも狙いに行く事でかなり有利になるのです。
 ラウンド終了時に青写真の完成得点とダイスの色ボーナスを加えたものを得点として、順位を決定します。
 1位から順に金賞、銀賞とカードを獲得します。
 実はブループリントでは、この金賞、銀賞(人数によっては銅賞もあります)カードと偉業カードの得点のみが勝敗を決めるものになっています。
 青写真カードのポイントとダイスのポイントはあくまで金賞、銀賞カードの獲得を決めるものですので、各ラウンド毎にリセットされる事になります。

 ルールはシンプルですが、ダイスの選択などかなり悩ましい部分のあるゲームで、プレイ時間も短く非常に楽しいタイプのゲームです。
 ボードゲームの初心者の方でも分かりやすいゲームですので、是非プレイしてみ欲しいと思います。

 「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街で「お洒落しないで普段着で気軽に利用出来るボードゲームサロン」をテーマに、子供から大人まで誰もがボードゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。
Point Blur_20160502_210853 FxCam_1464496005305
 お一人様一日500円で、店内にある約850タイトルのボードゲームをどれでも好きなだけ遊んで頂けます(たまに質問されるのですが、追加料金等は一切ありません。より多くの方がボードゲームに親しんで頂けるように価格を安く設定させて頂いております)。
 ボードゲームに興味はあるけどプレイした事がないという方でも、店員が丁寧にどのゲームでもルールや遊び方を説明しますし、グループでこられた場合などでも遊んでみたいゲームの雰囲気やニュアンスを言って頂ければ、プレイ人数や時間などに応じてゲームを紹介、ご案内させて頂きますし、そういった相談も喜んでお受けいたしております。
 もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。
 お一人でもグループでも、是非お気軽にボードゲームを楽しんでいってください!
 ※ボードゲームについてはあくまでボードゲームカフェとして営業しておりますのでボードゲームの販売はしておりません、販売についてはミニチュアゲームのみとなっておりますので、どうぞご了承下さい。

コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):