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テーブルゲームのある風景「フラッシュポイント」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「フラッシュポイント」です。
 プレイヤーは火災現場にかけつけた消防員となって、煙にまかれ、次々と出火し続けている家から逃げ遅れた人たちを救出する事を共通の目的とした、いわゆる協力型ゲームです。
 プレイヤー達は一致団結して、逃げ遅れた人たちを救出する事に成功したなら全員が勝利となり、達成できなかった場合には全員が敗北するという事になります。

 ゲームとしては大きな家の間取りがえがかれたゲームボードを広げて、難易度に応じて規定の数の火災現場、くすぶっている煙や火種などを配置します。
 そしてやはり難易度やプレイ人数に応じた数の救出する人たちのタイルを裏返しにしてよくまぜてから、3つをランダムに家の中に配置します。
 この救出者タイルなのですが、一定枚数誤報タイルとして表にしても何も描かれていないものも混じっています。
 プレイヤーは自分の手番になったなら基本的には4アクションを行なう事が出来ます。
 それは移動であったり、消火であったり、救助であったり、または壁を打ち壊す事で脱出口をつくったりといったものです。
 これらの行為には規定のアクションポイントがあり、プレイヤーは自分の手番に4ポイントを好きなように消費して、上記の行動をポイントが支払える限り何度でも行う事が出来ます。
 このアクションポイントは次回の自分の手番に残しておくこともできる為、かならずしも使い切る必要はありません。
 そして手番終了時にダイスをふって、新たに火の手があがらないかのチェックが入ります。
 これが曲者で、すでに火災が発生している場所がさらに燃え広がって爆発する事もあれば、フラッシュファイヤで一気に延焼がひろがってしまう事すらあるのです。
 これについては運の要素がかなり強い為、消火のアクションについては出来るだけかたまりが出来ない様になどで対策するしか方法がありません。
 もちろんこうした炎に救出者がまきこまれた場合は救出できなかったものとなります。
 こうして各プレイヤーが順番に手番を行なって、見事救出しきる事が出来るかどうかという内容になるのです。
 最善をつくしても爆発などによって一気に状況が悪化してしまったり、場合によってはそのまま敗北に直結してしまう要素を含んだゲームなのですが、それこそがコントロールしきれない火事の現場の緊張感を与えてくれて、見事クリアした時の達成感をもたらしてくれてもいます。
 次々と出火する炎の位置、発見される要救出者の位置などすべてランダムであり、必死に火をかいくぐって到着したときに誤報だったときなどは思わず天を仰いでしまいます。
 ルールや達成の難易度は比較的低めなので、ボードゲームにあまり慣れていない方にも是非こうした協力ゲームをプレイして欲しいと思います。

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