今日のテーブルゲームのある風景は「クロンダイクラッシュ」です。
プレイヤーは雪山に金鉱がみつかったと聞いてやってきた資産家で、やはり金鉱の話を聞いてやってきている4つの鉱山会社に投資して利益をあげるか、あるいやは恐ろしい雪男(イエティ)がいるという伝説をときあかして、イエティをとらえて賞金をえる冒険でひとやま当てようともくろんでいる、といった背景のゲームです。
ゲームとしてはプレイヤーは初期資金をもって、注文書を2枚持ってゲームをスタートします。
中央のゲームボードには〇とそれをつなぐ道が描かれていて、その〇の場所にランダムに選択した1枚づの獲物チップを配置して表にしておきます。
チップには宝石、鹿、毛皮、魚、そして雪男などの絵がかいてあります。
そして鉱山会社カードと注文書カードを良く切って裏向きの山札にします。
さて、ゲームか始まったなら手番プレイヤーはまず鉱山会社カードを一枚表にして、自分から値段付けを開始して、右側のプレイヤーはパスをするかより大きい数字をいわなければなりません。
カードを獲得したらその鉱山会社カードの色と同じ色の家コマと、場合によっては注文書カードを獲得します。
いわゆる競売ルールなのですが、一周しか値段付けをしません。
ですので、自分が値段を言うチャンスは1ラウンドに一回しかないわけです。
つづいて、それまでに獲得している(今獲得したものでも可能)家コマをゲームボードに配置してゆくのですが、スタートの村、または既に配置してある家コマの今から置こうとしている家コマと同色のものから配置したい場所までの順路にある数字の数の合計だむ資金を支払い、家コマを配置したなら、その場所に置いてあった獲物チップを回収します、そして、ゲームボード上の右上の端にある鉱山価値メーターを配置した家コマの同色のものを1段階アップさせます。
注文書カードにはなんの獲物チップを何枚集めなさいと書いてあるので、チップがその通りに獲得出来たなら注文書カードをオープンして表記してある金額の資金を得ます。
これを繰り返してゆきます。
ゲームをプレイしてみると、鉱山会社カードをかなりのスピートで資金がなくなってゆくのですが、ゲーム中一回だけ使用出来る収益カードというものを各プレイヤーはもっており、それを使用する事で現在自分が持っている鉱山会社カードの投資シンボルの数×その色の鉱山価値メーターの数字の値だけ資金を得る事が出来るのですが、これはゲーム通じてたった一回しか出来ません。
最初ゲームをプレイすると、何をしてよいのか分からない感じがするのですが、実はこのゲームは同色の家コマをつなげる事によってより安価に獲物チップを獲得し、それを支払って資金を得て、その得た資金によって鉱山会社カードをセリおとして、4つある鉱山会社(つまり4色に分かれた家コマ)の内自分が集めている鉱山会社カードの家だけを出来るだけ建てて鉱山会社の価値を引き挙げていゆくゲームなわけです。
ですので、家コマはなんでもかんでも使うのではなく、他のプレイヤーが集めている企業の色の家コマはゲームボード上に配置せずに握りつぶして、企業価値があがらなくして、自分が集めている企業カードの色の家だけを出来るだけボード上に配置して企業価値を引き上げるタイプのゲームなのだと思います。
かなりクセの強いゲームですので、初プレイではかなり戸惑う可能性もあるのですが、上記のようなシステムなんだと理解してプレイすれば、家コマの配置場所やどの家コマを盤面にだすか、そしてそれぞれのプレイヤーは資金をショートさせずにどこまで他のプレイヤーが集めている色の家コマを配置しないで我慢出来るのかといった部分が分かってくるので、そうとう苦しい駆け引きが展開されるものと思います。
いきづまる心理戦や駆け引きが好き、という方はチャレンジしてみると大いに楽しめるのではないかと思います。
ただし、資金繰りは本当に苦しいので、他のプレイヤーの資金と目的を見事に読み切って、このにわかにゴールドラッシュで沸く雪山で富を得て下さい!
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