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テーブルゲームのある風景「シラ」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「シラ」です。
 ローマ帝国衰退期がテーマとなっていて、プレイヤーは元老院の一人として人材を集め、自分の派閥をつくり、様々に起こる災害や困難を乗り越え、またはそれを利用して政治的発言力をまして、栄誉を掴み取る事を目的とします。

 ゲームとしてはある意味徹頭徹尾セリをし続けるゲームになるのではないかと思います。
 各プレイヤーは神官、将軍、商人、奴隷、元老院などのカードを2枚づづのカードセットを渡されて、その中から初期カードを自分で好きな組み合わせで選び、残りを全員分集めてよくきって山札とします。
 この山札はゲーム中人物カードとしてラウンド開始時に6枚オープンされる事になります。
 各プレイヤーは初期カードを自分の前に並べてついたてを用意してゲーム開始です。
 スタートプレイヤーについてはゲームの開始時のみはランダムに決めますが、以後はセリによって決定します。
 このセリについてですが、このゲームではスタートプレイヤーから好きな価格を宣言し、時計回りに全プレイヤーがパスがそれより大きい価格を宣言するかを1回づつ行って、その1回で決定します。
 つまり何度も競り上げる事は出来ないルールになっています。
 さて、スタートプレイヤーをセリで決めたなら、そのプレイヤーから時計回りに人物カードを獲得し、次に建物タイルを競りによって獲得し、発生する災害をある意味投票のようにして決定し、次に偉業の達成とその時の獲得ポイントをセリによって決定するのです。
 人物カードは資産によって、建物タイルは人物カードによって、災害は特定の人物カードによってなど、支払う要素は様々なのですが、終始ゲームのテーマとしてはセリによって物事は解決してゆきます。
 ゲームとしては派手な部分がすくなく、かなり地味目なボードゲームですが、ルール自体が予想よりも簡単で把握しやすく、それでいて他のプレイヤーの動向をいかに読んでいくかという部分を楽しむゲームになって個人的にはかなり面白いプレイ感でした。
 参加プレイヤー間の思惑がからみあう為、プレイする度にかなり変わった展開が楽しめて何度でもやりたくなってしまうゲームだと思います。
 是非一度プレイしてみて下さい!

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