今日のテーブルゲームのある風景は「フーヴィル」です。
このゲームではプレイヤーはファンタジー世界の街の領主となって、自分の街を様々な要人の力を借りてより大きく発展させてゆくことを目的とします。
ただし、背景世界はファンタジーですので、恐るべきドラゴンが気まぐれに街を襲いにやってきて、折角建てた街並みをドラゴンブレスで焼き払ってしまいます。
妖精や天候の力をかりてそれを防ぎつつ、より大きく街を発展させていってください。
さて、ゲームのシステムとしては自分の手番が来たならダイスを2個振って、その出目に該当する1~6番の枠の中から人物の力を借りる、街タイルを得る、天候タイルを得る、得点計算タイルを得るという選択をしてゆきます。
またはどのような出目でも良いのでダイス1個分、または2個分の権利を利用して妖精の力を借りるというアクションをする事も出来ます。
街並みタイルを獲得した場合は自分の手元でそのタイルをつなげる事で自分の街を文字通り大きくしてゆく事が出来ます。
そして、天候タイルは街タイルの上に配置する事が出来て、雲が多いほどドラゴンブレスの被害を軽減してくれるという効果や、時としてグリフォンが舞っているので、それによって得点を得る機会もあります。
得点タイルは様々な形での得点計算の条件を選択する事になり、自分の街並みがより多くの得点を取れる条件のタイルを選択してゆく事になります。
いずれの場合でもタイルは2つまでならば手元にストックしておいて、条件を満たすように、または条件が満たされるまで使用しない自由もあります。
自分の力を借りる場合には、直接得点を得る効果や上記タイルを補充する効果、ドラゴンブレスによって焼かれてしまった街タイルを復活させる効果など様々なものがあります。
出目によって選べる枠は決められてしまうので、自分にとってもっとも効率の良いものをその枠内で選んでゆく訳ですが、出目が偏ってもある程度補正が効くため、出目によるストレスはほとんど感じないのではないかと思います。
それよりも問題なのは振った2個のダイスがゾロ目であった場合です。
その場合にはドラゴンがすべてのプレイヤーの街に襲いかかり、街並みを焼き払ってしまいます。
しかしながらこの時の被害は天候タイルの雲の数だけ街並みタイルは守られる為、雲が多い天候タイルを獲得していれば、ドラゴンの被害はほとんど受けない状態にする事も可能です。
ダイスのよる運があり、またルール自体も非常にシンプルである事からボードゲームをあまりプレイした事がない方でも十分楽しめるゲームだと思います。
中盤以降点差がひらくと逆転がかなり難しいという難点はあるのですが、その部分さえ気を付けておけば、気軽に楽しめるゲームになると思います。
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