今日の一枚はミニチュアゲーム「ウォーハンマー40000」から堕落した太古の種族「デュカーリ」陣営の「グロテスク」です。
ウォーハンマー40000では多数の書籍や設定本によって連綿とつながる歴史と登場する様々な種族(とその国家)が紹介されているのですが、「デュカーリ」は遥か神話の時代までさかのぼる事が出来る太古よりの種族で、全宇宙を支配していたといわれている種族の末裔です。
ただ、あまりに栄華を極めきってしまったがゆえに享楽と怠惰におぼれ、ついには邪神スラーネッシュを誕生させてしまったがゆえにその種族の繁栄は一瞬にして終わり、種としても滅びゆく定めを背負ってしまったのだと言われています。
そして、先祖の呪われた宿命にあらがうべく「道」という修験者のような生き方を選んだ「エルダー」と、滅ぶべき定めならばそれまでを己の為だけに生きるとした「デュカーリ」とにその種族はわかれていったのです。
その為「デュカーリ」は魔術とも見まごうばかりの科学力を誇り、異次元空間に独自の空間を生み出し、そこから次元門を開いて他の種族を強襲し奴隷狩りをするという異質な存在となりました。
他者の苦痛こそが「デュカーリ」達の最大の喜びであり、存在意義であるとすらいえ、連れ去られて奴隷とされた者達は延々と苦痛に満ちた拷問を受ける事になるのです。
または、体も精神も改造され、機械を埋め込まれ薬物を限界まで使用されて、もはや元の種族すら分からないまでにされた生物兵器とされて、コロシアムでデュカーリ達の享楽の為だけに戦わせられる運命が待っています。
「グロテスク」はそうした改造されつくされた存在で、もはやまともな思考をする事すら出来ず、創造主に命じられるがままにただひたすらに戦い続ける事しか出来ない戦闘機械としか言えない者なのです。
限界まで強化されたその体は苦痛を感じる事もなく、致命傷をおってすら戦い続ける事しかせず、四肢が動かなくなるまでバラバラにするか木端微塵に吹きとばさなければ戦い続ける恐ろしい存在といえます。
写真のモデルはそうした血みどろの戦闘機械のイメージを喚起させる真紅の色合いでペイントされており、不気味な物言わぬ殺戮者の雰囲気を非常によくあらわしています。
また、他の「デュカーリ」のモデルのパーツを体のあちこちに見事にあしらう事で限界まで改造された存在である「グロテスク」らしさを非常によく表現していると思います。
ウォーハンマーのモデルはこうしたオリジナリティあふれる改造やペイントによって文字通り世界に1つしかないモデルにする事を推奨してさえいる為、本当に見栄えが良く栄えて素晴らしいモデルになるのが楽しいと思います。
「魔王の森」は四日市市のアーケード街の三番街にあって、ウォーハンマー40000、エイジ・オブ・シグマーといったミニチュアモデルの販売をしております。
これらについては独自の背景設定をもったSF的な戦闘機械からパワードスーツなどの歩兵部隊、剣と魔法の世界のモンスターやドラゴン達など様々なプラモデル商品となっており、そのすべてに能力値が設定されていて、作り上げたモデルを使用してゲームをプレイする事が出来て、それはまるで映画やアニメのようなビジュアルの戦闘を楽しむ事が出来るのが大きな特徴です。。
ウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのモデルについてはお探しの商品がなかった場合でもお取り寄せさせて頂けますので是非ご相談下さい。
またモデルのペイントについてもシタデルカラーシリーズを多数揃えて販売しておりますので、是非ご利用下さい。
そして、店内ではこうしたモデル達を使用したミニチュアゲームの無料体験プレイも随時受け付けておりますし、普段からプレイ出来るようにプレイングスペース(ジオラマのような戦場になります)をご用意しております。
見学も自由ですし、ゲームのルールなども丁寧にご説明しますのでお気軽に声をかけて下さい。
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