今日のテーブルゲームのある風景は「ブラッディ・イン」です。
かなりブラックジョークのきいたゲームで、中世くらいの時代背景の中プレイヤーは殺人者となって宿に泊まる客たちを殺してお金を奪おうというテーマになっていて、なかなかショッキングな設定です。
でも、ゲームをすれば分かります。 こんな大変な苦労をするくらいならまっとうに商売していればよかったって(笑)。
さて、ゲームとしては宿屋に見立てたボードを中央において、その入り口の設定になっている端にお客カードをプレイ人数に応じた枚数を山札として用意します。
各プレイヤーは8つある宿屋の部屋の中から自分の管理する部屋を決めて、自分の色の鍵トークンを配置し、共犯者である小作農カードを2枚もってゲームをスタートします。
ゲームは毎ターンスタートプレイヤーが山札から1枚づつ各部屋にお客カードを配置してスタートします。
自分の手番に出来る事は「場のカード1枚を共犯者として手札に入れる」「手札のカード1枚を建物として自分の場に出す」「場のカード一枚を殺害して自分の場に置く」「自分の場にある殺害したカードを建物の下に配置して得点化する」「前述のいずれもやらずに所持金を小切手に換える」の5つです。
最後のパス相当のアクション以外を行なう場合は手札にする、または自分の場に配置する時に、そのカードに示されている0~3の数字の分だけ自分の手札を捨てる必要があります。
これだと手札が足りなくなるので、「場のカード1枚を共犯者として手札に入れる」時に「0」のカードを選択すれば手札を捨てなくてよいですし、さらに初期手札の小作農カードだけは捨て札にした時に場のボード上の専用置場があり、それを手札に入れる時に限り2枚まで手札に入れる事が出来るようになっています。
とはいえ、手札は常に足りない状態になっていますし、ゲームは山札が一度尽きて、もう一度捨て札をきりなおして山札にして、さらに尽きたならばゲーム終了となる形の為、さほどターン数があるわけでもありません。
しかも殺害してしまったカードは宿屋に警官が宿泊している場合、そのターン中に建物の下に配置しないと10点マイナスされる上にそのカードは廃棄されて得点にならなくなってしまうのです。
正直まっとうに宿屋を経営してお客様をもてなしていた方がキリキリと考えなくてよい分本当に楽です(笑)。
そういった意味である意味教訓的な部分がある気すらしてきます。
ちょっとブラックな設定ではありますが、比較的短時間でプレイ出来て、ルールも難しくなく、それでいてギリギリのリソース管理と他のプレイヤーとのせめぎ合いが楽しめるとても良いゲームです。
拡張セットもつい先日発売されて、様々な要素が追加出来るようにもなりました。
是非、魔王の森でプレイしてみて欲しいゲームです。
【年末年始の営業のご案内】
魔王の森の年末年始の営業時間は以下のようになっております。
大晦日のカウントダウンパーティや年始の初売りなど、是非ご参加下さい!
12月30日:通常営業(14時半~22時)
31日:15時~25時
この日はカウントダウンパーティで、飲食持ち込み自由という形で営業させて頂きます(お酒やおつまみなども大歓迎ですが、節度をもってお願い致します)。 カウントダウンを店内で行い、そのまま諏訪神社へ初詣して、帰ってきてから新年初ゲームを楽しんで頂けます。
もちろん顔出しだけでも大歓迎です。是非参加して下さい!
1月 1日:お休み
2日:お休み
3日:12時~20時
新年初売りで、店内商品の割引きセールなどもさせて頂きます。
是非お立ち寄りください!
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