今日のテーブルゲームのある風景は「クイビット」です。
プレイヤーはカエルとなって、葉っぱの上上手に飛び移っていくことを目的とします。
ゲームの説明的には飛び移りながら虫をおっかけていて、食べた人から抜けていくような雰囲気なのですが、それだと最後まで残っていたプレイヤーが勝ちというルールと矛盾しているような気がするという、なかなか味わいのあるゲームとなっています。
さて、ゲームとしてはプレイヤーは1~5までのカードを持って、場には3枚の特殊タイルの間に各プレイヤーの色の葉っぱタイルを並べて、自分の担当する色のカエル駒を葉っぱタイルの上に置いてゲームスタートです。
全員が手札のカード1枚を伏せて、一斉にそれをオープンします。
そして、数字の小さいプレイヤーから順番に自分のカエル駒を時計回りに、自分が出したカードの数だけ葉っぱタイルの上を移動してゆくのですが、この時他のカエル駒がいる葉っぱは飛び越えて、その葉っぱタイルは数えないで移動してゆくのです。
つまり、1のカードだったとしても、自分の前に連続して2人のカエル駒があったなら、葉っぱタイル的には3タイル目に着地するというわけです。
なお、先頭にいるカエル駒には王冠マーカーが置かれます。
こうして全員が移動したなら、自分のカエル駒がいる葉っぱタイルの色を確認します。
自分の色と同色、またはすべての色を兼ねる特殊タイルの上に着地していない限り、今プレイしたカードは捨て札となってしまうのです。
自分の色、またはすべての色を兼ねる特殊タイルの上に着地していたプレイヤーは今出したカードを手札に戻す事が出来ます。
そして、次のカードを全員が1枚伏せて・・・というように繰り返してゆくのですが、当然だんだん各プレイヤーの手札が減ってゆく事になります。
手札がなくなってしまったプレイヤーは脱落してしまいます。
ゲームは1人を除いて他の全員が脱落したなら、そのプレイヤーが勝利でおわります。
または、王冠をのせたカエル駒が最後尾のカエル駒を追い抜いた場合、その追い抜いたカエル駒のプレイヤーが勝利しておわります。
この二種類でゲームは終了します。
各プレイヤーの手札が徐々に減ってゆくなか、どのプレイヤーがどの数字を残しているのかを考えながら、自分が最後まで手札を温存できるようにプレイするのか、大きい数字を積極的にプレイして、最後尾のプレイヤーを追い抜いて一発逆転を狙うのか。
単純なゲームであるがゆえに、プレイヤー間の読み合いがなかなか熱くなるゲームです。
計算通り!と思っていても他のプレイヤーが自分が着地するはずだった葉っぱタイルの上に先に乗っていたり、逆に自分が早く動きすぎてどいてくれた葉っぱタイルの上に着地するはずが飛び越えていってしまったりと悲鳴と笑いが絶えないプレイとなります。
プレイ時間も非常に短く簡単にプレイ出来ますので、ちょっと空いた時間に軽くプレイするととても楽しめると思います。
ちなみに真剣にプレイすると相手の思考と手札に残っているカードの記憶ゲームになって、とてつもなく重苦しいゲームになってしまうので注意が必要です(笑)。
そうなりそうな時はカエル駒を見てあげてください。
本当に独特の味のある駒で、一見の価値がある表情をしています(笑)。
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