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テーブルゲームのある風景「エンペーラズチョイス」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「エンペラーズチョイス」です。
 いわゆる企業から発売されているものではなく、俗にいう同人ゲームなのですが内容物やルールなど本当に立派で、一般流通している商品とまったく遜色ないといって良いと思います。
 この辺り同人誌なども一時期を境に一気に本の状態(製本的な意味で)そのもののクォリティがあがったのと同じように、アナログゲームのそうした内容物や外箱など、いわゆるコンポーネントも飛躍的にクォリティがここ数年であがったのではないかと思います。
 これはひとえにそのジャンルに勢いがあるという事にほかならない現象でもあるので(需要と供給の求められるバランスによる所が大きいと思います)、現在ボードゲームというジャンルに勢いがあるのだと思います。
 
 さて、この「エンペラーズチョイス」ですが、背景としては秦の始皇帝が中華統一したあとの政治闘争をテーマにしていて、自分の手札からプレイされるカードのパワー値、さらに手元にある兵士キューブ(1キューブがパワー1)を利用してまず手番順に対する競りを行います。
 当然競りに最後まで残っているプレイヤーほど先手番がもらえるのですが、非常に面白いのが競りから降りる時に、その降りる順番に応じてそれまで競りに使用していたカードや兵士キューブの損失が決まるという点で、競りに使用したそうしたカードやキューブがかならずしも消耗するわけではないというのが面白い部分です。
 早く降りるほど消耗は少なくなりますし、さらに降りた時に得られるボーナスまであるので、いかに上手く降りるかが大事になっているように思います。
 ただ、そこまで降りるプレイヤーにボーナスが与えられているのは先手番をとったプレイヤーに絶大な権限があたえられているからで、場にあるカードや得点の権利など、あらゆる部分で先手番のプレイヤーが有利になるようになっています。
 ゲームの要素をあげると非常に多岐に及んでいて、ゲーム前の説明を聞くだけで疲れてしまいそうな量があるのですが、プレイすると非常に素直な流れになっている為、システム的にストレスを感じる部分が少なく、とてもプレイしやすいゲームとなっています。
 ただ、考える部分は非常に多いので是非チャレンジして大いに悩んで楽しんでほしいと思います。

 「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街で「お洒落しないで普段着で気軽に利用出来るボードゲームサロン」をテーマに、子供から大人まで誰もがボードゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。
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 お一人様一日500円で、店内にある約550タイトルのボードゲームをどれでも好きなだけ遊んで頂けます(たまに質問されるのですが、追加料金等は一切ありません。より多くの方がボードゲームに親しんで頂けるように価格を安く設定させて頂いております)。
 ボードゲームに興味はあるけどプレイした事がないという方でも、店員が丁寧にどのゲームでもルールや遊び方を説明しますし、グループでこられた場合などでも遊んでみたいゲームの雰囲気やニュアンスを言って頂ければ、プレイ人数や時間などに応じてゲームを紹介、ご案内させて頂きますし、そういった相談も喜んでお受けいたしております。
 もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。
 お一人でもグループでも、是非お気軽にボードゲームを楽しんでいってください!
 ※ボードゲームについてはあくまでボードゲームカフェとして営業しておりますのでボードゲームの販売はしておりません、販売についてはミニチュアゲームのみとなっておりますので、どうぞご了承下さい。

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