今日のテーブルゲームのある風景は「アイスクール」です。
このゲームではプレイヤーはペンギン学校の生徒となって、風紀委員ペンギンから逃げつつ早弁ならぬ、魚の早食いをするか、風紀委員となってそれを取り締まるかをする、言ってみればおにごっこをします。
そしてゲームを準備すれば一目で分かるのですが、鬼ごっこを実際のペンギン駒を指ではじいて行うのです。
ぺんぎん学校をもした立体的な空間の中で、自分の手番には指で自分のペンギンをはじいて移動させて、それぞれの目的をはたしてゆきます。
具体的には1人のプレイヤーが風紀委員役となって、残りのプレイヤーは全員悪ガキ生徒(笑)となります。
まずは悪ガキ生徒が一人づつスタートポイントから一回だけ指ではじいて移動を開始します。
建物には出入り口となる空間が壁に空いている所があり、それを見事くぐり抜けたなら魚を獲得して、得点カードを1枚引きます。
得点カードは1~3点が描かれていて、ゲーム終了時に一番得点を持っているプレイヤーが勝利するので、なるべくなら3点カードを引きたいのですが、1点カードはゲーム中に2枚セットで見せる事で自分の手番を連続でもう一回行う事が出来るので、なかなか貴重なカードとなります(一度連続手番を得る為に使用したカードはゲーム終了には1点になりますが、再び連続手番を得る為には使用出来ない為、別にしておく必要があります)。
各プレイヤーにはそれぞれ獲得すべき自分の魚が3つ用意されていて、誰か一人が3つの魚を集める事が出来ればそのラウンドは終了となります。
また、風紀委員は悪ガキ生徒に体当たりする事で学生証(ちゃんと用意されています)を没収する事が出来て、この時に得点カードを引きます。
そして、全員の学生証を没収する事が出来たなら、やはりラウンドが終了となります。
ちなみに学生証を没収されても悪ガキ生徒は自分の魚を集め続ける事が出来る為、風紀委員はいそいて他の生徒の学生証を集める必要があるのです。
悪ガキ生徒側か風紀委員側のどちらかが条件を満たすまでラウンドは継続するわけです。
こうしてラウンドを勧め、全プレイヤーが一回づつ風紀委員をプレイしたならばゲーム終了で、もっとも得点の多いプレイヤーが勝利となります。
ボードゲームと聞いて一般的に思い浮かべるものと全然違う、まさにアクションゲームなわけですが、大人がやっても夢中になってしまう面白さがあります。
使用するペンギン駒は足元の中心に重心がある起き上がりこぶしのような作りになっている上に、使用するボードはすべるように加工されている為、軽く弾いてあげるだけでスルスルとペンギン駒はすすんでくれますし、中心点よりずらして弾けば綺麗にカーブを描いてすすんでくれます。
さらに頭の部分を強く押し込むように弾くと、宙返りして壁を飛び越す事すら可能です。
おもわずそれらの動きを華麗に決める為に練習したくなってしまうくらい、決まった時の達成がかなりあります(笑)。
是非、この一風変わったアクションゲームをプレイしてみて下さい。
ペンギン達の華麗なフットワークに歓声が何度もあがること請け合いです!
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