今日の一戦はミニチュアゲーム「ウォーハンマー40000」での対戦で、本来であれば人類の剣であり盾となって戦う者達が邪神の誘惑によって堕落してしまった存在であり、人類にとってもっとも最悪な形で対峙する事になったケイオスマリーン勢力同士の戦いです。
ウォーハンマー40000では本当に多彩かつ重厚な背景設定が多数用意されていて、一口にケイオスマリーンといっても数多くの戦団が存在して宇宙を荒らしまわり、邪神の言うがままに人類を滅ぼさんとうごめいています。
今回の戦いではそうしたケイオスマリーン勢力の中から強襲攻撃を得意とするブラックレギオンという戦団と、魔力を操りそれこそがすべてを犠牲にしてでも手に入れるべき至高の力とするサウザンドサンという戦団との戦いです。
双方ともにフラグシップという訳ではないのですが大型ユニットを入れていて、ブラックレギオン側はレネゲイドナイトという巨大なロボットが導入されており、対するサウザンドサンでは悪魔に魂を売りわたし悪魔の加護をうけし伝説の大戦団長であり、10000年以上前から生き続けているマグヌスが採用されての1000ポイント戦です。
この戦いの主役は間違いなくこの紅のマグヌスでしょう。
空高く飛行している為に白兵戦武器はまったく無効となり、射撃武器も特殊な兵装を用意していない限り命中判定は出目6のみであり、さらに対戦車砲でもない限りダメージ判定でも出目6を出さないと無効となってしまいます。
その上あらゆるダメージをフォースシールドで弾く能力をもっており、防御判定では出目2以上、つまり出目1でなければダメージは受けず、その上出目1は振りなおせるので連続で1を出さない限りダメージを受ける事はないのです。
ここまで防御性能を持ち合わせているユニットはウォーハンマー40000の全ユニットを見渡してもあきらかに突出しており、まさに使用禁止にする半歩手前(というか半歩踏み込んでいるというのが正しいでしょう)といえます。
その上いざ白兵戦を挑むとなればほとんどすべての白兵戦ユニットに勝利する事が可能で、つい最近登場した人類側の最高峰の英雄であるグィリマンすら一騎打ちで退ける戦闘能力をもっていながら、なおかつ強力な魔法力を本来であれば射線を通さなければならないものですら、「すべてを見ている」という特殊能力によって見えているものとして撃ちこんできます。
その量も尋常ではなく、一般的な兵が所持している武器以上の打撃力の攻撃をたった一人で30発以上放つばかりか対戦車用射撃まで可能であり、それらを射撃の基本ルールを無視して複数の目標にバラバラに撃ちこんで良いのですからやられる側はたまったものではありません。
確かにコストは通常ユニット3ユニット分ほどかかりますが、上記の能力を持っているユニットにしてみれば安いコストだと表現しても問題ないでしょう。
サウザンドサン側としてはこのマグヌスをどのようにして運用するか、ブラックレギオン側としてはどうさばくかが戦いの焦点となるのは当然の帰結といえると思います。
この時の戦いではブラックレギオン側はマグヌスとは戦わないという選択肢を選びました。
防御性能が高いユニットを並べて、マグヌスからの射撃に対する耐性を高め、被害は「受ける事を前提にしながら最小限に抑える」という方向でアーミーを構築したのです。
ウォーハンマー40000の非常にゲームとして面白い所はどんなに強いユニットを相手が使おうとも、それに対して綿密に作戦をねり、その作戦を遂行する為のユニットをアーミー構築の際に選択し、自分が立てた戦略を実際のプレイで可能な限り実行するという形でプレイする事が出来る所だと思います。
相手が強力極まりないユニットをだしてきたらどう対処するのか?
自分が強力なユニットを使いたい時にはその強さを発揮させる為にサポートユニットになにを選ぶのか?
プレイする前からすでに楽しみは始まっているわけです。
その為ウォーハンマー40000ではユニットの種類だけでなく、そのユニットが持つ事が出来る兵装も多岐にわたり設定されていて、持ち替えや人数の変更など使う人が違えばまったく同じユニットでもまるで違う性能でアーミーに組み込まれてくる事も珍しくありません。
それだけプレイヤー達に自由度が与えられているゲームなのです。
動画ではゲームの中盤(ウォーハンマー40000では通常5ターンでゲームが終了します)での状況の説明をしています。
この時のはブラックレギオン側の作戦が上手く機能して、マグヌス以外のサウザンドサンの兵が狙い撃ちされて倒されており、逆にマグヌスはまったく損害をうけていない状態となっていました(実際にはダイス判定の出目の偏りがかなりあったようなので、もう一度やったら違う結果になる可能性が高かったようです)。
ウォーハンマー40000での対戦は相手ユニットを倒す事がもちろん目的の1つですが、勝敗はゲーム終了時(つまり途中経過は関係ありません)拠点と呼ばれる作戦目標ポイントに自軍ユニットがおり、かつ敵軍ユニットがいない状態一ヶ所ごとに3ポイント獲得し、他にボーナスポイントがあるのでそれを加算してポイントが多い方が勝者となります。
いかにユニット特性をいかすアーミーを構築し、それを活かす戦術を実行するかが勝利の方程式となります。
経験値がものいう部分もありますし、全く同じシチュエーションが起きる事は非常には是非何度でもプレイしてみて、大いに楽しんでほしいと思います。
「魔王の森」は四日市市のアーケード街の三番街にあって、ウォーハンマー40000、エイジ・オブ・シグマーといったミニチュアモデルの販売をしております。
これらについては独自の背景設定をもったSF的な戦闘機械からパワードスーツなどの歩兵部隊、剣と魔法の世界のモンスターやドラゴン達など様々なプラモデル商品となっており、そのすべてに能力値が設定されていて、作り上げたモデルを使用してゲームをプレイする事が出来て、それはまるで映画やアニメのようなビジュアルの戦闘を楽しむ事が出来るのが大きな特徴です。。
ウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのモデルについてはお探しの商品がなかった場合でもお取り寄せさせて頂けますので是非ご相談下さい。
またモデルのペイントについてもシタデルカラーシリーズを多数揃えて販売しておりますので、是非ご利用下さい。
そして、店内ではこうしたモデル達を使用したミニチュアゲームの無料体験プレイも随時受け付けておりますし、普段からプレイ出来るようにプレイングスペース(ジオラマのような戦場になります)をご用意しております。
見学も自由ですし、ゲームのルールなども丁寧にご説明しますのでお気軽に声をかけて下さい。
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