今日のテーブルゲームのある風景は「コーンウォール」です。
プレイヤーは土地を開墾して自分の所有地を増やして得点を獲得すると共に新たな土地を発見して広げてゆく事で資金を獲得します。
ゲームとしては非常にシンプルで、様々な地形が描かれている六角マスが3つ合体しているタイルで山札を作り、各手番プレイヤーはそれを1枚引いて場のタイルにつなげてゆきます。
この時のルールとしてすでに場にあるタイルのどこにつなげても良いのですが、少なくとも一ヶ所は同じ地形が描かれているものをつなげなければならず、かつ二つ以上の六角マスが場にあるタイルと接触する形で配置しなければならないというものです。
さらに、付け加えると決算が終わっている地形については今度は逆に同じ地形をつなげてはいけない、というルールが追加されます。
そうして土地をつなげた時に2種類の地形を広げる形で配置出来たのなら1コインの報酬がもらえます。
さて、タイルを配置した後に、自分が配置したタイルに自分の手持ちの労働駒を置く事が出来ます。
これによって土地が決算を迎えた時に得点が得られるかどうかが決まります。
同じ地形続きに何人のそしてどのプレイヤーのものであろうとも労働駒が並んでいても良くて、いざ決算の時にもっとも労働者駒のポイントが高いプレイヤーが得点を得ます(一応二位の人にも点数がいくときもあります)。
さらに得点は土地の広さによって決定されるので、どんどん同じ地形がつなげられて得点が高くなった地形にはより多くのプレイヤーが自分の労働者を配置しようとして、その結果その地形はさらに広がってゆくという事が起こりえます。
得点ボードがカルカソンヌというゲームにそっくりなので、一見同じようなタイプのゲームに思えますが、陣取りの要素と得点獲得の要素がタイルの引き運を強くしてある為に非常に軽いバランスになっていて、ボードゲームにあまり慣れていないプレイヤーがまじっている場合でもバランスよく、かつテンポよくゲームが進行出来るのが大きな魅力になっていると感じます。
タイルの引き運の要素は大きいですが、それについてはタイルの配置のテクニックである程度対抗する事が出来ます。
もちろん運の要素が強めのバランスなのでなすすべもない時ありえますが、それもこのゲームの要素だという心の余裕がある方ならばとても楽しんでプレイ出来るレベルのだと思います。
短時間でプレイ出来る軽めのタイル配置ゲームとして、是非楽しんでほしいゲームです。
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