今日のテーブルゲームのある風景は「大いなる狂気の書」です。
協力型ゲームと呼ばれるもので、ボードゲーム中でも一つのジャンルとしてあり、プレイヤーは全員協力してボードそのものや提示されたシナリオなどの条件を満たす事で勝利するもので、基本的にプレイヤー全員が負けとなるか勝ちとなるかといったもので、そこに順位はつきません。
この「大いなる狂気の書」ではプレイヤーは全員魔法学院(まぁ、ハリーポッターのようなものをイメージして下さい、もう少しダークですが)の生徒となり、魔法図書館の奥に封印されていた災厄の魔道書の封印がとけてしまった為、全員の力を合わせて再びそれを封印する事となります。
プレイヤー達は全員魔法使い(見習い)ですので、最初は基本魔法しか使えませんが、そこは漫画やアニメでよく見るピンチの時に一気に急成長する主人公的な何か(笑)によって、魔力を急速に増大させて、周囲にある魔道書を掴み取って新たな魔法を習得して立ち向かう事になるのです。
ゲームとしては中央の魔道書をイメージしてある大判のカードをめくるように開いていき、そこに提示された呪いカードをプレイヤー達は自分の手札を使って破壊する事を目的とします。
各プレイヤーはそれぞれ自分の山札を持っており、地、水、風、火の四大元素を意味する4色のカードを最初に選んだキャラクターカードに指定された枚数で構成されています。
そしてその自分の山札から6枚引いて手札として、その手札を使用してゆくわけです。
提示される呪いカードは基本的には同じ元素4個が表示されている為、自分の手札、または魔法を利用して仲間のカードも利用して元素を4つ揃えて自分の手番で破壊していきます。
破壊しきれなかった場合には狂気カードを直接山札に増やされる効果などを受けていってしまうというわけです。
この狂気カードが敗北条件でもあり、共通の狂気カード山札から各プレイヤーに配られていくのですが、この狂気カード山札が尽きてさらに配らなければならない時にプレイヤーは全員敗北します。
そして非常にやっかいな事なのですが、各プレイヤーは自分の山札がなくなった場合は自分の捨て札のカードを全て切りなおして当たらに山札にするわけですが、この時に必ず狂気カード山札から1枚を自分の捨て札に混ぜてから切りなおして山札にしなければいけないのです。
非常に挑戦しがいのあるバランスで作られている協力ゲームで、プレイヤー側が勝つためには相当戦略をねって、互いに助け合わなければならないでしょう。
是非、仲間と世界の崩壊を防いでみて下さい!
【週末のイベントのご案内】
今週末の12月11日の日曜日は「魔王の森・ゲームデイ」としてシェトワ白揚文具館二階Aホールでミニチュアゲームとボードゲームのイベントを開催致します。
時間は13時から20時までで途中の出入りは自由です。
会場費として500円をお願いしておりますが、お車でお越しの場合はシェトワ白揚書籍館の方の駐車場におとめ頂いて駐車券をお持ちくだされば一日無料に出来ます。
ミニチュアゲームはウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのフリープレイが中心で、ウォーハンマー40000は1000ポイントから1500ポイントを中心にプレイされていますし、【キルチーム戦」として新たに200ポイント程で気楽に楽しめるルールも発表されておりお勧めです。
エイジ・オブ・シグマーは対戦ルールが整理されてよりプレイしやすくて楽しめる形となって、基本的には1000ポイントを推奨しています(もちろん2000ポイントや2500ポイントでもプレイして頂けます)。
テレインを配置した戦場をご用意しておりますので自由にプレイして頂けますし、体験プレイも随時受け付けております(事前にメールやここへの書き込みで十分ですのでご連絡頂けますとよりスムースに体験プレイをして頂けますので、どうぞよろしくお願い致します)。
また「テーブルゲーム倶楽部」とも同時開催となりますので、ボードゲームのフリープレイも卓をご用意しておりますので自由に遊んで頂けます。
当日は「盗賊都市」「デウス」「コスタリカ」「ストーンエイジ」「エリジウム」「ブルゴーニュ」「K2」「シニョーリエ」「オルレアン」「スカイアイランド」「パレード」などをお店より持っていきますが、持ち込みももちろん大歓迎です。
また、事前にご連絡頂ければ当店リストのゲームであればよろこんでご用意しますし、ボードゲームをプレイした事のない初心者の方でも、よりプレイしやすいゲームをご案内して丁寧にルールを説明しますのでお気軽に参加して下さい。
皆様のご来場をこころからお待ちしております。
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