今日の一枚はミニチュアゲーム「エイジ•オブ•シグマー」より、巨獣であり凶獣であると言うのが非常に相応しい「マウクラッシャー」です。
荒廃してしまった世界をテーマに剣と魔法と怪物の世界を描いている「エイジ・オブ・シグマー」の中で、あらゆる法に縛られず、ただひたすらに戦いの為の戦いを求め続け動けなくなるまで無限の戦いをし続ける存在が「ディストラクション」という勢力です。
戦いと破壊の中に滅ぼす事をもとめ、同時にそれは自身が滅ぶ事も範疇に入っており、無数の敵を打ち倒し、狂乱のなかで動かなくなっていくことを求め続けているという他の種族ではまったく理解出来ない、まったく生産性のない行動を盲目的にとっている勢力です。
そうした「ディストラクション」の中でも飛びぬけて戦闘能力が高いとされているのが「アイアンジョウズ族」で、戦力というよりもはや純粋や暴力の塊という方がしっくりきます。
そして、そのアイアンジョウズの部族を率いるのがマウクラッシャーという巨大な獣に騎乗しているメガボスと呼ばれる族長です。
ゲームの方でもそれはしっかり反映されていて、射撃攻撃こそほとんどないに等しいのですが、白兵戦における攻撃力では群を抜いており、敵一個部隊まるまるを1体でやすやすと全滅させてみせますし、多少の装甲程度では紙きれも同然に引き裂いてしまいます。
その上移動力にもすぐれ、防御力と耐久力も一級品のため継戦能力も十分あるのです。
そしてさらには指揮能力も高く、周囲のディストラクション勢力の荒くれ者達に大号令をかけて圧倒的ともいえる攻撃力を引き出す事すらできるのです。
エイジ・オブ・シグマーは英雄やモンスター同士の派手なぶつかり合いを主眼として、戦略や戦術を深く楽しむのではなく(それをしたいのならウォーハンマー40000が最適で、本当に無数の戦術とそれに対応するカウンター戦術が楽しめます)、巨大な力をもった怪物や英雄がその力を思いっきり発揮して、または発揮出来るようにして楽しむ事が目的となりますので、「マウクラッシャー」はまさにそれを楽しむ為存在しているといって良い程すばらしい戦闘能力と華をもっています。
写真のモデルは基本色にかなりそった形でペイントされているのですが、マウクラッシャーの厚い外皮の下で盛り上がる筋肉の質感が本当によく表現されていて素晴らしいと思います。
今まさに弾けとばんする勢いと圧倒的な圧力が伝わってきます。
騎乗しているメガボスも黄色のアーマーが丁寧にペイントしてあり、とても良い色の対比が出ていると思います。
【週末のイベントのご案内】
今週末の12月11日の日曜日は「魔王の森・ゲームデイ」としてシェトワ白揚文具館二階Aホールでミニチュアゲームとボードゲームのイベントを開催致します。
時間は13時から20時までで途中の出入りは自由です。
会場費として500円をお願いしておりますが、お車でお越しの場合はシェトワ白揚書籍館の方の駐車場におとめ頂いて駐車券をお持ちくだされば一日無料に出来ます。
ミニチュアゲームはウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのフリープレイが中心で、ウォーハンマー40000は1000ポイントから1500ポイントを中心にプレイされていますし、【キルチーム戦」として新たに200ポイント程で気楽に楽しめるルールも発表されておりお勧めです。
エイジ・オブ・シグマーは対戦ルールが整理されてよりプレイしやすくて楽しめる形となって、基本的には1000ポイントを推奨しています(もちろん2000ポイントや2500ポイントでもプレイして頂けます)。
テレインを配置した戦場をご用意しておりますので自由にプレイして頂けますし、体験プレイも随時受け付けております(事前にメールやここへの書き込みで十分ですのでご連絡頂けますとよりスムースに体験プレイをして頂けますので、どうぞよろしくお願い致します)。
また「テーブルゲーム倶楽部」とも同時開催となりますので、ボードゲームのフリープレイも卓をご用意しておりますので自由に遊んで頂けます。
当日は「盗賊都市」「デウス」「コスタリカ」「ストーンエイジ」「エリジウム」「ブルゴーニュ」「K2」「シニョーリエ」「オルレアン」「スカイアイランド」「パレード」などをお店より持っていきますが、持ち込みももちろん大歓迎です。
また、事前にご連絡頂ければ当店リストのゲームであればよろこんでご用意しますし、ボードゲームをプレイした事のない初心者の方でも、よりプレイしやすいゲームをご案内して丁寧にルールを説明しますのでお気軽に参加して下さい。
皆様のご来場をこころからお待ちしております。
| 06:51
前の記事
2016年12月06日
次の記事
2016年12月09日
コメント