今日のテーブルゲームのある風景はクトゥルフvsホームズというなかなか刺激的というか大胆な副題がついている「翠色の習作」です。
舞台はヨーロッパ近隣で、世界はクトゥルフの眷族に支配されていて、それを良しとする体制維持派と改革派という正体隠匿的な要素を含めたもので、舞台として8つの都市にそれぞれ1体づつの古き者どもの王がいる状態で展開されます。
自分の山札をもっていて、そこからカードをドローして手札のカードには複数のアイコンがあり、部下であるキューブを各都市に配置、またはエージェントを展開する陣取り要素、都市からカードを引く事によるデッキ構築要素、そしてどちらの派閥についているのかという正体隠匿要素など、とにかく要素のてんこ盛りです。
とはいえ、さすがにやり過ぎてる感が強くなりすぎではないかと個人的には感じます。
全部の要素をバランス崩さないように調整していった結果、これといった悪い部分がないかわりに、どの要素における楽しい部分もなくなってしまって、ひたすら地味な回りくどいルーチンワークを繰り返すような展開になりやすくなってしまったように感じです。
過ぎたるは及ばざるが如しという言葉が、プレイしながら私の頭に浮かんでしまいました。
とはいえ、ダメなゲームという訳でもないのは確かです(退屈ではありますが(苦笑))。
プレイ人数を最大にしてプレイしてみたら面白い展開が待っているかもしれませんので、クトゥルフというキーワードにやたらと食いつく方々にチャレンジしてみて欲しいと思います。
新たな楽しみ方の発見があることを期待している、大器晩成型のゲームだと私は信じています(笑)。
「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街でボードゲームカフェとして子供から大人まで誰もがテーブルゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。
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