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店長ブログ

カルカソンヌ日本選手権

 勝敗がつく競技であった場合、それがある程度公平であり、さらにプレイ人口が増えていったならば「誰が一番強い、または上手にプレイ出来るのだろう?」と考えるのは至極当然の帰結だったりします。
 そして、ルールがある程度公平であるものであるならば、その疑問を解決するのは非常に簡単で、その競技においてトーナメントや総当たりなど実際に対戦をしてみてはどうだろうかと思うのもまた自然な発想だと思います。

 さて、ボードゲームというものも、一つのボードゲームには統一されたルールがあり、それは楽しむ為に公平性がたもたれているものばかりです。
 となればボードゲームでの大会が開かれるのも当然といえば当然です。
 競技としての大会であれば、ゲームの楽しみ方の一つである「皆で共に楽しむ」という事よりも「勝利する事」こそが当然最優先の目的となりますので、日常的なプレイとは違うものになりますが、その方向性は方向性で非常に楽しいものであるのも確かです。
 気をつけるべきは、プレイに参加している方々が同じ方向性の楽しみを求めているかどうかなのだと私は思っているのですが、競技大会ならば参加する以上は当然方向性については同じなハズですので、おもう存分勝利の為に邁進出来ると思います。
 
 何をこんなにながながと語ってしまったかというと、先日突然、なんの前触れもなく「魔王の森・テーブルゲーム倶楽部」にポスターが届きました。
 内容はなんと「カルカソンヌ日本選手権」についてのものだったのです。
 カルカソンヌというボードゲームに世界大会がある事はしっておりましたが、その世界予選である日本選手権についてのポスターが当店のようなまだまだ小さな個人店に届けられるとは思っていなかったのでびっくりしてしまいました。
 むしろどこでうちの店を知ったのだろう?という気持ちでした(笑)。
 ともあれ、せっかく送って頂いたものですので、近隣の予選会場をしらべてポスターに記入してみました。
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 名古屋の瑞穂区でメーカルさんという団体さんが4月30日に開催するそうです。
 普段のプレイは皆で仲良く、一種のコミュニケーションツールとして楽しむのがボードゲームの本来の姿だと思っている私ですが、こうした競技大会、つまり勝利こそが最優先されるプレイというのも大好きです。
 地元四日市でも開催する事が実は可能でして、10人あつまれば日本選手権出場枠の為の予選が開けるとのことで、「魔王の森・テーブルゲーム倶楽部」のお客様がもう少し増えて、こうした競技大会に参加される方が10人以上集まるくらいになって(こういうのは前述の趣味や方向性の違いがあるので、参加人数となると常連というか普段からご来店頂ける人数の1/3くらいになると思いますので、当店で開く事を考えるともっと精進が必要だと痛感します)での大会が開けたら素敵だと思ってしまいます。
 
 それはそれとして、さっそく店頭に公示してみました(笑)。
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 いやぁ、なんでもやりたがってしまうし、声をかけて頂ければなんでも試してみてしまうのが私だったりします(笑)。
 4月30日に名古屋のメーカルさん主催の予選大会に興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

 日本ではボードゲームは子供のおままごとのような印象か、遊戯王やMTGなどのように大量にお金をかける課金アプリのような印象が非常につよくて、大人がのんびりと、あるいは真剣に楽しむに足る素晴らしい娯楽であるという印象にはなかなか結びついていないというお話をよく耳にします。
 娯楽というものはその人が楽しめればそれが一番なのは確かなので、どれが良いなどという事は決してないのですが、楽しさが伝わっていないというのは個人的には非常に残念に感じます。
 こうした世界大会も行える、プレイしがいのある一面もしっかりもっているのがボードゲームであり、気楽に楽しめるのもまたボードゲームであるという幅の広さこそがボードゲームの一番の魅力だと思います。
 きっかけは様々だと思います。
 より多くの方にテーブルゲームの魅力を知って頂ければと思っております。

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