

今日のテーブルゲームのある風景は「インペリアル・セントラーズ」です。
プレイヤーはまずローマ、エジプト、日本、蛮族のいずれかの文明を選んで、その文明を発展させていって勝利点を稼ぐ事がもくてきとなります。
各文明には専用の個人ボードがあり、さらに専用のデッキを受け取ります。
それ以外に共通の山札もあって、ゲーム中は二つの山札からそれぞれカードを引いてプレイしていく形となります。
自分のデッキからは普通にカードを引くのですが、共通の方は一度プレイ人数+1枚を場にオープンして、その中から各プレイヤーが1枚づつ選んで取っていく(最後に余った1枚は破棄されます)ドラフト形式となります。
カードは共通であれ、専用であれ全て施設カードですが、毎ターン資源を生み出す生産施設、各ターンに一度自分の手番で起動させて特殊効果を生み出すアクション施設、そのいずれでもない効果を発揮し続ける特殊施設の三種類に大別されて、それぞれ資源を支払うことで自分の個人(文明)ボードに配置していくことになります。
資源には食料、石、木材そして人材があり、万能資材の金貨(食料、石、木材のいずれかの代理となる)、略奪する剣、防衛する盾といったものがあります。
特徴的なのは資材は基本的は次のターンに持ち越せず、ターンが変わると全て廃棄されます。
だから無駄なく使い切ることが大切になってくるゲームです。
各文明にはそれぞれ特色があり、ローマはドローサポートから後半の得点能力の伸びが素晴らしく、エジプトは資源を大量に得る事が出来、日本は資源を得点化する事が出来、蛮族は大量の人材を抱える事が出来るといった具合です。
今後のエキスパッションで文明が増えて、かつ専用カードも増やして自分専用に山札をカスタマイズ出来るように展開する予定だそうで、かなり面白いゲームになってくれそうです。
資源を回して文明を発展させていくタイプのゲームが好きで、特に様々なカード効果を組み合わせてより強い効果を生み出していく事が好きならきっと気に入ってもらえるゲームだと思います。
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