
今日のテーブルゲームのある風景は「花合わせ」です。
花札の遊び方1つで非常にシンプルかつダイナミックな展開を見せるゲームで、手札と場札のカードの背景絵を合わせる形で獲得していき、その獲得したカードで役を作っていくといったルールです。
共通の山札からめくる運と、対戦相手が狙っている役と手札を読んでそれをカットする戦略、そして自分の手札と流れを把握してどの手札を切っていくかといった読みという要素が非常によくミックスされていて、子供から大人まで一緒にプレイ出来るように上手く仕上がっています。
一度プレイしてみるだけだと運の要素が強すぎる気になってしまいますが、12種類各4枚の札と、その役の方向性を把握すると高い戦術的な要素がほどよく混ざっている事に驚かされます。
昨今日本に昔から伝わってきていて、失われていった独自のゲームがもう一度見直されていますが、何故か花札は賭けごと的なネガティブなイメージがあるのかあまり名前があがってこないのが残念に思います。
日本の十二ヵ月の折々の風景を美しく描いた12種類の背景に、四季折々の絵柄を組み合わせて各月ごとに四枚の札がある合計48枚の札は場に並んだだけで華やかなものです。
是非プレイしてみて下さい!
| 18:59

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