今日のテーブルゲームは色々とつっこみどころはあれど魅力的な「タケノコ」です。
殿と呼称されるけど皇帝という地位にいる方にさる国から友好のあかしとして白茶よりも貴重とされるパンダが贈られたのですが、このパンダなる珍獣は「竹」をバリバリと食べるそうで、庭師の方が水路を用意して土地をたがやし竹を育てるという、なかなかカオスな設定です(笑)。
でも、ゲーム自体はさくさくと進んでかなり面白い内容で、プレイヤーは自分の手番に勝利条件のカードを引くか(これには様々な条件、例えばパンダに3色の竹を一つづつ食べさせるなどとそれを満たした時に得られる勝利点が書いてあり、満たしたらそれを手札から公開して捨て札にして勝利点を獲得します)、竹を育てるか、パンダに竹を食べさせるか、新しい土地を開拓するか、水路を引くかといった中から2つを選んで(同じものは選べません)プレイしていきます。
勝利条件カードを満たしていかないと点数は伸びないのですが、その勝利条件カードをドローする為には2つしか実行できないアクションを1つ使ってしまう為、このあたりの兼ね合いが悩みところでもあります。
序盤を条件がなかなか満たせないのですが、場が展開してくる後半になると勝利条件カードを引いた瞬間にすでにそれは満たされているなどという場合も多くなり、加速度的にスピーディな展開になっていくため、間延びする事なく一気にクライマックスという感じになっていくので、プレイの満足度はかなり高いと思います。
そして、なによりペイント済みのパンダや庭師の愛らしい駒がついていて、竹についてもカラフルな竹をちゃんと積み上げて成長させていくのが見た目にコミカルで可愛らしいのも魅力です。
ルールが見た目よりもはるかにシンプルな為、初心者でもすぐに把握して楽しめます。
お勧めのゲームです。
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