今日のテーブルゲームのある風景は「オーシャンクライシス」です。
現在年に3回開催されているゲームマーケットでは国内の同人ゲームデザイナーさんの作品やメーカー商品などが購入できるわけですが、外国からのメーカーさんやオリジナルボードゲームなども多数出品されています。
今回の「オーシャンクライシス」もそうした外国からの出展のゲームで、参加プレイヤーは全員仲間で、一致団結して目標をたっせいするいわゆる協力ゲームと呼ばれるタイプのゲームです。
プレイヤー達は河川から海までの地域であふれかえる膨大なゴミをなんとかして処理してゆく事を目的としていて、とにかくドンドン発生するごみを処理していく内容はなかなか環境について考えてしまうくらい過酷です。
ゲームとしては各プレイヤーは参加人数に応じて決められた数の駒を各人受け取ります。
そして、難易度に応じて決められている初期のゴミの配置を行なってからゲーム開始です。
このゲームでは手番プレイヤーが順番になにかの行動をしてゆくといった概念がほとんどなく、参加プレイヤーは相談しながら誰からでも行動出来るようになっています。
まずは各ラウンドの開始時に指定された量のゴミタイルをランダムに引いて来て、それを指定された場所に配置します。
区画としては川が上流、中流、下流となっていて、さらに海岸の合計4区画となります。
そして、その後プレイヤー達は自分の駒をゴミタイルの上か、メインボードの中央の建設ゾーンに配置します。
全員が駒を配置したなら、続いて実際の行動にうつります。
建設ゾーンに配置した駒ごとに道タイルをランダムに引いて、それを建設ゾーンからのばしてゆきます。
周囲には働いてくれる人員をふやしたり、河や海のゴミを自動的に処理してたすけてくれるマスがあったり、各プレイヤーの行動を強化してくれるカードを得る場所などがあって、道タイルをつなげてそのボーナスマスにたどりついたなら即効果が得られます。
建設ゾーンが終わったら次はゴミタイルです。
ゴミタイルには3~6の数字が描かれていて、ゴミタイル上に配置した駒を手元にもどす時に、サイコロを振って、ゴミタイルの上にいた駒の数+サイコロの数字がゴミタイルに描かれている数字以上ならゴミの除去に成功するといったルールになっています。
これまた全員が自由に駒を手元にもどしながらゴミタイルを除去してゆきます。
全員の駒が手元にもどったならば、続いてゴミタイルは上流から海へと4つの区画を1区画づつ移動します。
最後に海の潮のながれをやはりサイコロを振って決定するのですが、この時規定の箇所にゴミタイルが移動するとゴミの島へとタイルを移動させなければなりません。
このゴミの島のタイルが規定の枚数以上になるとプレイヤーの敗北となるのです。
ゲームの最初は本当になんてことないのですが、あっというまにゴミが増えてあふれかえるさまを目の当たりにするのはなかなかホラーです。
慌ててゴミ処理に奔走するのですが、とてもではないですがあふれてから慌てても処理できる量ではなく、ゴミというものがいかに計画性をもって対処しなければいけないものかを、これでもかというくらいに教えてくれます(笑)。
協力ゲームとしては難易度の高い方だと思うので、我こそはと思う方は是非魔王の森で挑戦してみて下さい。
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