今日のテーブルゲームのある風景は「宝石泥棒」です。
プレイヤーは盗賊団の一員となって、街道をとおりかかる貴族の馬車を強奪して宝を集める事を目的とします。
ただし、ゲームが終わった時に一番宝石を集めていてはいけません、他の盗賊たちのやっかみを買って迷宮に閉じ込められてしまうからです。
あくまで二番手がよいのですよ、二番手が。
といった設定で、カードをプレイして宝石を集めてゆくゲームなのですが、最終的に一番になった人は脱落あつかいのなかなかクセのあるゲームです。
ゲームとしては各プレイヤーには0~7までの同じ内容のカード1セットが渡されて、これは全て手札となります。
そして、貴族カードをよくきって8枚抜き出して、抜き出したカードを全て公開します。
そしてそれらのカードのみを再びよくきって山札とします(残った方の貴族カードは使用しません)。
つまり、今回の貴族カードはどんなものがいるのかは分かっているが、それらがどのタイミングででてくるのかが分からない、という状態にするわけです。
ゲームがはじまったなら貴族カードの山札の一番上一枚を公開します。
その後全プレイヤーは手札から1枚だけカードを選んで裏向きに自分の前にだしてから、全員一斉に表にします。
各プレイヤーが表にしたカードの数字を比べて、もっとも大きい数字をだしていたプレイヤーが貴族カードに記載されている報酬をえて、もっとも小さな数字を出したプレイヤーはその数字だけの宝石を獲得出来ます。
つまり、一番大きいか一番小さいかすれば基本的には宝石は貰えて、その間の数字をだしているプレイヤーは無報酬というわけです。
これを8回くりかえして最終的に宝石の数の合計が「2位」のプレイヤーが勝利します。
貴族カードは数の大小こそあれ基本的には宝石をもらえる効果なのですが、一部他のプレイヤーに宝石を渡したり、場合によっては宝石を奪われたりする効果があります。
それらの効果をよく吟味して、1位にならず、かといって3位いかにもならない絶妙なラインをねらってゆくゲームなのです。
ルールはもう誰でも出来るくらいシンプルで、しかも10分とかからないプレイ時間ですので、あいた時間に軽くプレイしたり、ボードゲームにあまりなれていない方をまぜて軽くプレイしたりするときになどにオススメです。
意外に熱いかけひきがうまれたりして面白いですよ。
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